「コンサル転職バブル」の終焉か、未経験でも採用可能性アリな「2種類の人材」とは?

2025年5月18日(日)7時0分 ダイヤモンドオンライン

「コンサル転職バブル」の終焉か、未経験でも採用可能性アリな「2種類の人材」とは?

写真はイメージです Photo:PIXTA

昨今のコンサルブームに伴い、「未経験からのコンサル転職」というキャリアは、難関ながらも広く門戸が開かれていた。しかし、今その状況に大きな変化が起きつつある。コンサル業界への転職を目指すビジネスパーソンにとって、この変化を正しく捉えることが、キャリアを切り拓く上で不可欠となっている。(アサイン シニアエージェント 平松 力)

コンサル業界のITニーズは急拡大「IT未経験人材」の門は狭まっている

 今、コンサルティング業界を取り巻く環境で最も顕著な変化は、ITニーズの急激な増加です。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速し、クラウド、AI(人工知能)、データ活用といった領域が、あらゆる産業の成長戦略の中心に据えられるようになりました。

 経営改革の手段はもはや「構想」や「オペレーション改善」だけでは足りず、テクノロジーを軸にした変革を提案・実行できるか否かが、コンサルタントの存在価値を左右する時代になっています。

 この変化に伴い、ITに強いコンサルタントの需要は急拡大。BIG4のような大手ファームに限らず、専門分野に特化したブティック系ファームまで、IT人材の積極採用に動いています。

 特に、エンジニアリングをバックグラウンドに持ち、ビジネス文脈で技術を語れる人材は、各社で引く手あまたな状況です。

 一方で、ITバックグラウンドを持たない、いわゆる「IT未経験人材」にとっては、コンサルティング業界に転職で飛び込むハードルが徐々に上がってきています。

 かつて、戦略コンサルティングファームや総合ファームでは、地頭の良さやポテンシャルが重視されており、さまざまなバックグラウンドの人材にチャンスがありました。しかし現在、企業側が求めるスキルセットはより実践的、かつ専門的なものへとシフトしています。


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