nCino、年次カンファレンス「nSight 2025」にて次世代のAIバンキングソリューションを発表

2025年5月22日(木)11時47分 PR TIMES

〜金融機関の競争力強化を支援する革新的機能をnCinoプラットフォームに実装〜

※本リリースは2025年5月20日に配信された米国本社プレスリリースの抄訳です。
原文はこちら(https://www.ncino.com/news/ncino-new-ai-powered-banking-solutions-nsight)をご参照ください。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52966/44/52966-44-c83440f93a2a8cb05fe9a60fb063417f-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【2025年5月20日 米国ノースカロライナ州ウィルミントン】
クラウドバンキングソリューションを提供するnCino(NASDAQ: NCNO)は、年次カンファレンス「nSight 2025」においてAIを活用した最新のイノベーションを発表しました。今回の発表では、nCinoプラットフォーム全体にAI機能を統合し、銀行、信用組合、独立系モーゲージ銀行(IMB)など様々な金融機関が業務効率の向上、リスク管理の強化、そして顧客ニーズへの迅速な対応を実現できるよう支援することを目的としています。
nCinoの新CEOであるショーン・デズモンドは基調講演にて、nCinoの進化を「ワークフロープラットフォームの先駆者から、グローバルなデータとインテリジェンスのリーダーへ」と表現し、「金融サービスの新時代」の幕開けを宣言しました。

デズモンドは以下のように述べています:
「金融機関が直面するビジネス課題の本質は変わっていませんが、AIの進化が金融業界の変革を加速させています。nCinoは、予測的・処方的・パーソナライズされたツールを提供し、金融機関が持続的な競争力を確保できるよう支援しています。生成AIソリューションであるバンキングアドバイザーによって既存の業務フローを更に効率化し、また製品開発の投資をAIエージェントの導入にシフトすることであらゆる業務の再構築・自動化を推進することで銀行員が本来注力すべき顧客対応に集中できる環境を整えていきます。」

nCinoの最新機能は高度なAIを活用し、業務分析、リスク管理の高度化、顧客体験のパーソナライズ、コンプライアンス対応の強化といった金融業界の主要課題に対応します。数百のユースケースを想定した18のBanking Advisor機能は、現場で即時活用することが可能です。

nCinoの最高製品責任者クリス・ガフォードは「当社のアプローチは、業界の深い専門知識と各国で実績のあるプラットフォームを、AIによる自動化、高度な分析、戦略的データ管理と組み合わせることです。この方針に基づき、当社は金融機関の効率性向上に特化した包括的な機能を提供しています。」と述べています。

■主な新機能と強化点:
- 信用モニタリング(Continuous Credit Monitoring)リスクのある取引関係を早期に特定し、問題の深刻化を防ぐためのアラートと詳細なリスク評価を提供。
- 即時見積もり(Quick Quote with Banking Advisor)銀行員が自動車ローンの見積もり、月々の支払い額の計算、CD(譲渡性預金)金利の取得を数秒で行えるようにし、顧客対応を迅速化。
- オンボーディング機能の強化リアルタイムのデータ取得と文書処理の自動化により、中小企業から大企業まで幅広い顧客のオンボーディングを効率化。商品申込プロセスとの連携により、より迅速な顧客体験を実現。
- 文書検証モーゲージアドバイザーAIによって文書の検証を迅速かつ正確に実施し、行員の業務効率を向上。モーゲージアドバイザーは、パーソナライズされたインサイトと自動提案により、借り手とアドバイザー双方の意思決定を支援。

■nCinoによるビジネスインパクト(実績):
- 法人融資:新規取引開始の期間が数か月から数日に短縮し、文書処理時間が74%削減。
- 個人ローン:口座開設時間が30分から数分に短縮され、新規申し込み中の離脱率も低下。
- 中小企業向け融資:審査の処理スピードが62%向上し、申請離脱率は41%減少。
- 住宅ローン:リアルタイム文書検証により、審査書類の処理の時間が47%短縮。

ガフォードは次のように述べています:
「これらは単なる効率化の指標ではなく、実際のビジネス成果を示すものです。nCinoプラットフォームにAIを統合することで、これらの成果は今後さらに向上すると確信しています。顧客満足度の向上、取引拡大、融資担当者の定着率向上、リスクの低減、収益性の向上—これこそが、現代の銀行業における成功の指標です。」

■nCinoリサーチ・インスティチュート(nRI)の設立:
nCinoは今回の製品強化に加え、「nCinoリサーチ・インスティチュート(nRI)」の設立も発表しました。nRIは、経済動向の分析や銀行業界のベンチマークデータを提供し、nCinoの顧客が不確実な経済環境下でも成果を上げられるよう支援することを目的としています。
nCinoプラットフォーム内のデータと世界経済の指標を活用し、銀行のパフォーマンスやイノベーションに関する独自のインサイトを提供。戦略立案と成長を後押しする実行可能なガイダンスを発信します。
著名な専門家と協業し、nRIは金融業界全体の進化、革新、そしてレジリエンスの促進に貢献していきます。詳細はnCinoリサーチ・インスティチュートの公式ウェブサイト(https://www.ncino.com/research-institute?utm_source=Media&utm_medium+PR&utm_campaign=GLO---CROSS-NsightAnnouncement)をご覧ください。

■nSightについて:
nSightは、世界中の金融業界のリーダーやイノベーター、専門家が一堂に会するnCino主催の年次グローバルカンファレンスです。本イベントは、最先端テクノロジーの探求、業界知見の共有、そして価値あるネットワーキングの機会を提供します。nCinoの技術トレーニング、業界リーダーによるセッション、そしてnCino製品の最新イノベーションに関する独自のインサイトを直接得ることができます。

■nCinoについて:
nCino(NASDAQ: NCNO)は、金融業界における次世代の業務基盤を提供するクラウドプラットフォームを提供しています。金融機関の融資に関わる業務プロセスを変革し、効率性の向上と顧客体験の革新を支援しています。
地域金融機関からグローバル大手行まで世界2,700以上の金融機関に採用され、AIと実用的なインサイトを統合したソリューションによって、レガシーシステムの統合、戦略的意思決定の高度化、リスク管理の強化、そして顧客満足度の向上を実現しています。
詳細は www.ncino.co.jp(https://www.ncino.co.jp/) をご覧ください。

■お問い合わせ先:
nCino株式会社 マーケティングマネージャー
永田 朋子
info@ncino.co.jp
03-6625-5122

将来の見通しに関する記述(Forward-Looking Statements)
このプレスリリースには、nCinoの財務および業務実績に関する将来の見通しに関する記述が含まれており、nCinoの将来の業績、見通し、ガイダンス、nCinoソリューションの利用による利点、当社の戦略、ならびに一般的な事業環境に関する記述が含まれます。将来の見通しに関する記述には、通常、「信じる」「期待する」「意図する」「予想する」「計画する」「目指す」「見積もる」「予測する」「〜する可能性がある」「〜するだろう」「〜かもしれない」「継続する」などの語句や、それに類する表現、およびそれらの否定形が用いられます。
本プレスリリースに含まれる将来の見通しに関する記述は、nCinoの過去の実績および現在の計画、見積もり、期待に基づいており、これらの計画、見積もり、または期待が実現することを保証するものではありません。これらの将来の見通しに関する記述は、本プレスリリース発表日時点におけるnCinoの見解を示すものであり、その後の出来事により変更される可能性があります。法令により義務付けられている場合を除き、nCinoはこれらの記述を更新または修正する義務を負いません。
これらの将来の見通しに関する記述には、実際の結果が大きく異なる可能性のある既知および未知のリスクや不確実性が含まれており、主なリスク要因としては以下が挙げられます:
(i) 顧客の統合や銀行の破綻など、金融サービス業界における不利な変化
(ii) 金利上昇の直接的または間接的影響を含む、経済・規制・市場環境の悪化
(iii) 当社が実施する買収に伴うリスク
(iv) セキュリティ対策の不備や、顧客またはその顧客のデータへの不正アクセス
(v) 経営陣による仮定や見積もりの正確性
(vi) 新規顧客の獲得および既存顧客によるソリューション利用拡大の成否(資産ベースの価格モデルへの移行を含む)
(vii) 価格競争、競合他社の統合、新規参入、競合による新製品やマーケティング施策の展開、顧客が利用する第三者製品やデータとの連携に関する権利確保の困難さなど、競争要因
(viii) 新しいソリューションの採用率および既存ソリューションの利用継続・拡大の成果
(ix) 業績の変動性により、期間ごとの比較が意味を持たなくなる可能性
(x) 米国外への事業拡大を含む、成長の効果的な管理能力
(xi) Salesforceとの関係性の悪化
(xii) 新規企業の買収および既存組織への統合の成功可否
(xiii) 特に大口顧客の喪失、または顧客が購入するユーザー数の減少
(xiv) 自社または第三者が運用するインフラに起因するシステムの停止、性能問題、データ損失
(xv) 企業文化の維持および優秀な人材の確保・維持能力
(xvi) 訴訟の結果およびそれに伴う費用・影響

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