Airlake AI agents、社内文書3年分を30秒で検索、AIが“数字の背景”をレポートや議事録から自動分析する新機能を提供開始

2025年5月23日(金)11時47分 PR TIMES

文脈に沿った洞察を提供する仕組み「Contextual Insight Engine(CIE)」を新開発し搭載

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46062/285/46062-285-c932a30ba7097b34abff017e7323402c-2048x1152.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社DATAFLUCT(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:久米村隼人、以下 DATAFLUCT)は、対話型AIエージェント「Airlake AI agents」において、新たにドキュメント検索機能を追加し、グラフ生成機能を大幅に強化したことを発表いたします。本アップデートでは、数値データとその背景にあるテキスト情報(非構造化データ)を紐付け、変化の要因や文脈を自動で提示する新開発の「Contextual Insight Engine(CIE)」をコア技術として採用しました。

これにより、ユーザーはチャット形式で指示するだけで、データ基盤「Airlake platform」に蓄積された膨大な社内文書(例:3年分)から関連情報を30秒で検索・要約し(※1)、AIが最適と判断した形式(棒、折線、散布図など)のグラフを高速生成できます。

さらに、CIEがグラフ上の数値変動に関連する文書情報を提示することで、「なぜその数値になったのか」という文脈の理解を支援します。本機能により、レポーティング業務の効率化、データに基づく迅速かつ深い洞察に基づく意思決定、社内に埋もれたナレッジの有効活用を促進します。
※1 社内文書3年分を対象とした、弊社環境における実証実験での平均検索・要約時間
■開発の背景:DX推進の壁となる「データ分断」と「文脈理解」の課題
多くの企業でDXへの取り組みが加速する一方、社内に蓄積されたデータの活用は依然として大きな課題です。
その根底にある原因の一つが、会計システムなどが扱う「数値データ(構造化データ)」と、日々の業務で作成される報告書や議事録、顧客とのコミュニケーション記録といった「テキスト情報(非構造化データ)」との間に存在する「分断」です。これらの情報が効果的に連携されていないため、「なぜこの数値になったのか」という最も知りたいはずの背景や文脈を理解するのが困難になっています。
生成AIの登場により非構造化データの活用期待が高まるものの、自社データに基づいた高精度な分析やAIエージェントの導入には専門知識やデータ基盤の整備が必要です。
DATAFLUCTは、これらの課題を解決するため、BI(ビジネスインテリジェンス)とナレッジマネジメントを融合させた新しいアーキテクチャ「Contextual Insight Engine(CIE)」を開発しました。
■新機能・機能強化について
【新機能】AIによる高速・高精度な「ドキュメント検索機能」
データ基盤「Airlake platform」内の全社内文書(PDF、Word等)が対象です。チャットでAIに話しかけるだけで、文脈を理解したAIが関連情報やその要約を提示。キーワードでは難しかった情報も簡単に見つかります。本機能は、ナレッジ検索として活用できます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46062/285/46062-285-99bfe16cbfc09769039a26907abac4a9-3295x1952.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【機能強化】文脈と連携する「自動グラフ生成機能」
お持ちのデータから、AIが最適なグラフ(棒、折線等)をチャット指示で素早く自動作成します。今回のアップデートでは、グラフ生成速度の向上、対応グラフ種類(棒、折線、散布図等)の拡充を行いました。さらに、生成されたグラフ上の数値と、CIEが提示する関連ドキュメント情報がリンクされ、クリック一つで「数字」とその「背景・文脈」を行き来できます。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46062/285/46062-285-0c6f7cc516e523b06ea3d1883a5f81dd-3900x1453.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「Airlake AI agents」へのお問い合わせ
サービスの詳細・導入についてのご相談:https://datafluct.com/contact
■Contextual Insight Engine(CIE)とは
DATAFLUCTが新たに開発したCIEは、従来のBIツールが示す「What(何が起きているか)」に加え、「Why(なぜそれが起きているのか)」に対する洞察を迅速に提供するエンジンです。構造化データと非構造化データを統合的に扱い、最新のLLM(大規模言語モデル)を活用。自然言語での問いかけに対し、社内データ全体から関連性の高い情報を意味的に検索・要約し、数値データと関連付けて提示します。これにより、ユーザーはチャットインターフェースを通じて、数値変化の背景にある理由や関連情報を即座に把握し、データに基づいた深い理解と迅速な意思決定が可能になります。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46062/285/46062-285-d5bd8310eaa5a3f916ee95fb2e64205b-3597x1489.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■CIEが可能にする、チャットで完結するデータ分析の流れ
今回のアップデートにより、「Airlake AI agents」では、以下のデータ分析がチャットでの対話だけで手軽に行えるようになります。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46062/285/46062-285-777d979b3b3d55f3f1f36126d6baa8c3-3318x1526.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]チャット対話のみで完結するデータ分析 *タスクの難易度により、成果物の生成の速度が変わります
- 発見: チャットで指示し、Airlake内の膨大な文書から関連情報やデータを検索・抽出・要約。
- 可視化: 抽出データや既存データを元に、最適なグラフ形式で瞬時に可視化。
- 理解・分析: 作成されたグラフの数値と、CIEが関連文書から示す情報を照らし合わせることで、「なぜこの数字になったのか?」という背景まで深く理解できます。

■Airlakeの三層構造:データ活用を支える統合アーキテクチャ
「Airlake AI agents」の機能は、以下の3つのコンポーネントがシームレスに連携する「三層構造」で実現しています。
- Airlake AI Agents: 自然言語での対話を通じてデータ分析やタスク実行を可能にするインターフェース。NL2SQL(Natural Language to SQL)、Auto BI、マルチエージェント・オーケストレーション機能を搭載。
- Airlake AI Models: 需要予測、異常検知、最適化などの高度な分析を実行するAIモデル群。API経由でAgentsから容易に呼び出し可能。
- Airlake platform:あらゆる形式のデータを一元的に受け入れ、AIが自動で整理・構造化するデータ基盤。ベクトルデータベース、ナレッジグラフも標準搭載。

これらの連携により、社内の情報が分断されることなく繋がり、専門知識がなくても簡単に操作できます。さらに、この三層一体型アーキテクチャは、企業内データの安全な取り込み(ETL)、分析結果の業務フローへの組込み、そしてデータ基盤との連携を容易にします。そのため、既存の一般的なBIツール、AIモデル単体での提供、あるいは外部システムとの連携を主とする各種ツールと比較して、データ活用における一連の重要プロセスを、より安全に、スムーズかつ包括的に実行できるという特長があります。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46062/285/46062-285-5dae2bbc3ce91795abe82c22569b99bc-3529x1416.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■Airlakeの活用シーン
- 製造業: ライン停止時間のKPI異常を検知。CIEが保守ログ等を横断検索し、原因と対策を30秒で要約。ダウンタイム削減に貢献します。
- 小売/EC: 在庫回転日数KPIを監視。CIEが売上・トレンド・過去施策等を分析し、最適な仕入れ量をレコメンドします。在庫精度向上に貢献。
- 金融/銀行: 不審取引の疑いを検知。CIEが関連法規や過去メモを照合し、疑義理由レポートを生成。コンプライアンス工数を削減します。
- ヘルスケア: 再入院予兆をスコアリング。CIEがカルテ等を照会し、要因分析と介入提案を医師に提示。診療記録作成時間を短縮します。
- 通信キャリア: ネットワーク障害発生時、CIEが関連情報を統合分析し、根本原因と応急措置をで提示。復旧時間を短縮します。
- その他: 社内ナレッジ検索(新人教育効率化)、コールセンター音声分析(顧客満足度向上)など。

■今後の展望
「Airlake AI agents」は今後、業界別テンプレートの拡充やエージェント機能の強化により、より能動的にインサイトを提供する『プロアクティブCIE(先読みするインサイトエンジン)』への進化を目指します。DATAFLUCTは、企業のデータ活用をさらに高度化し、競争力強化に貢献してまいります。
■新機能リリース記念 無料オンラインセミナー開催
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46062/285/46062-285-29fb3ed071ae732a3cc47209f39694f1-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
セミナー参加申し込み(無料) :
https://service.datafluct.com/seminar/250523
タイトル:PoCで終わらせない!Airlake Agentで作る「垂直型AIエージェント」導入実践セミナー
開催日時:2025年5月23日(金)13:00〜14:00
開催形式: オンライン(Zoomウェビナー)
参加費: 無料
登壇者:株式会社DATAFLUCT 代表取締役 久米村隼人

主な内容
- なぜ「汎用型」ではなく「垂直型AIエージェント」が必要なのか
- データに“文脈”を与え、AIの理解度を高めるマルチモーダルData Lakeの考え方と構築の第一歩
- 検索・要約・予測を連携させるAirlake AI Agentsの活用イメージ
- PoC(3ヶ月)→MVP(3ヶ月)→本番導入(6ヶ月)を12ヶ月で完走するための「3-3-6ロードマップ」フレームワーク
- 垂直型AIエージェントの具体的な成功事例とKPI向上のヒント
- セミナー後すぐに使えるPoCキックオフテンプレート、導入をスムーズに進めるためのガバナンスチェックリスト

こんな方におすすめ
- 汎用のAIツールでは対応できない特定の業務ドメインでDXを推進されている担当者様
- AI導入プロジェクトをリードする情報システム部門、事業企画部門、データ分析部門の方
- 汎用ツール(ChatGPT、Difyなど)の活用に限界を感じ、より業務に特化したAIソリューションを求めている方
- AI PoCを成功させ、その先のMVP開発、本番導入、現場定着までを実現したい方
- 社内に散在する多様な形式のデータ(テキスト、画像、音声、動画、PDF等)の活用方法を模索している方

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46062/285/46062-285-3ca583f6090264456df7bc7cdad4b223-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
セミナー参加申し込み(無料) :
https://service.datafluct.com/seminar/250604
タイトル:AIエージェントが業務を変える─非構造化データも理解する「新しいAI活用」とは
開催日時:2025年6月4日(水)12:00〜13:00
開催形式: オンライン(Zoomウェビナー)
参加費: 無料
登壇者:株式会社DATAFLUCT 石田 和也、杉井 雄汰

多くの企業が、文書・画像・音声といった「非構造化データ」の扱いに課題を抱え、その価値を十分に引き出せずにいます。
AIエージェントがこれらのデータを深く理解し、業務プロセスを根本から変革する「新しいAI活用」の時代が到来しました。

本ウェビナーでは、次世代AIプラットフォーム「Airlake」が、いかにして非構造化データを含むあらゆる情報を実用的なインサイトへと転換し、AIエージェントを通じて具体的な業務変革を実現するのか。
その中核技術「Airlake Platform」と、業務自動化・高度な分析を支援する「Airlake AI Agents」の仕組みを、実際の導入事例を交えながら、“使えるAI”が切り拓くデータ活用の最前線をご紹介します。
こんな方におすすめ
- 社内に眠る非構造化データ(PDF、音声、画像など)を活用したいと考えている方
- データ活用やAI導入を進めたいが、リソース不足や人材不足に悩んでいる方
- RAGやAIエージェントによる次世代の業務効率化に関心のある方

■株式会社DATAFLUCTについて
株式会社DATAFLUCTは「データを商いに」をビジョンに掲げ、埋もれていたデータから新たな価値を生み出し、社会課題を解決するデータビジネスパートナーです。非構造化データをはじめ、データの形式にとらわれない「マルチモーダルデータ活用」に強みを持ち、データの収集・蓄積・加工・分析を一気通貫で実現します。
需要予測によるロスの削減、持続可能な都市計画、脱炭素に向けた行動変容など世界基準の課題に着目した自社サービスも展開し、誰もがデータを有効活用することで持続可能な意思決定をすることができる世界の実現を目指しています。2019年JAXAベンチャー※認定企業。

※宇宙航空研究開発機構(JAXA)の知的財産・業務での知見を利用して事業を行う、JAXA職員が出資・設立したベンチャー企業。

本社所在地:東京都渋谷区桜丘町1-4 渋谷サクラステージ SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー7階
代表者:代表取締役CEO 久米村 隼人
設立:2019年1月29日
電話番号:03-6822-5590(代表)
資本金:14億9,712万円(資本準備金含む)
事業内容 :データプラットフォーム構築・運用支援事業、DX推進支援・運用支援事業、サステナブルデータビジネス事業
Webサイト https://datafluct.com/(https://datafluct.com/)
公式X  https://twitter.com/datafluct(https://twitter.com/datafluct)
Facebook https://www.facebook.com/datafluct/(https://www.facebook.com/datafluct/)
本件に関するお問い合わせ
サービスの詳細・導入についてのご相談:https://datafluct.com/contact
報道関係者からのお問い合わせ:pr@datafluct.com

PR TIMES

「提供」をもっと詳しく

「提供」のニュース

「提供」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ