「米価を下げるより所得を上げよう」OVER ALLs、全社員の給与10%アップを決定。
2025年5月27日(火)14時47分 PR TIMES
今この国に本当に必要なのは米の価格を下げることではなく、値上がりした米を普通に買えるような水準に国民の所得を上げることだ、という考えに基づいたOVER ALLsの行動表現です。
実施内容
対象者:弊社 正社員全員
時期:2025年6月分の給与より適用
内容:基本給の10%を現在の給与に加えた額を支給する
代表・赤澤岳人の考え
今、小泉進次郎 農林水産大臣が米の価格を下げようと必死に動いてくださっています。
ですが、今この国に必要なのは米の価格を下げる施策ではなく、米を含めた物価上昇に耐えられる賃金をみんなが得られるようにする施策だと思うのです。
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」ならぬ「米が高ければ景気を上げればいいじゃない」です。
その中で一経営者として出来ることは内部留保や投資を少し減らし、給与に還元すること。
私どものような小さな会社がそんなことをしても大きな影響はないかもしれません。
いや、きっとないでしょう。
ですが私たちは壁画アートの会社です。
一番最初に経費削減の対象になるのが我々のようなアーティストの活動です。
一方で米は衣食住の要、生きることに必須のものです。
そんな米の値上げすら受け入れられないような国ではアートにもお金は回ってこない。
だからこそ僕たちのようなアートの会社がせめて出来ることを、と思い、今回の給与アップの決断に至りました。
アートも米も生産者の努力に相応しい金額が支払われ、それぞれの報酬に還元され、全員が豊かになる国になるために僕たちも出来ることを続けていきたいと思っております。
代表・赤澤岳人の略歴
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34561/28/34561-28-09cc87fb0e32c39e070d0677478581aa-1256x1675.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]1981年生まれのロスジェネ、かつミレニアル世代。いわゆる「就職氷河期」に就職活動に挑むも「リクルートスーツを着る意味がわからない」と私服で面接に行ったところ、全滅。大学卒業後には法科大学院に入学したものの弁護士の夢を諦め、ニートとして過ごす。まさに「ロスジェネ世代の負け組」の典型のような20代を送る。
初めて定職に就いたのは29歳のとき。人材大手のパソナに契約社員として入社する。仕事に取り組むことで「自分の居場所」が出来ることの喜びを実感、このとき「仕事とは自己表現なのだ」と気付く。それを機に、契約社員ながら社内の新規事業コンテストに毎年、数十件もの事業アイデアを出し続け、3年目についに優勝を勝ち取る。正社員にも登用され、自身の企画した新規事業を立ち上げたのち、パソナから独立。
プライベートでイベントの企画・司会を行っていた頃に出会った同世代の山本勇気(画家・現在のOVER ALLs副代表)とともに、OVER ALLsを設立。自分自身が20代の頃に見失っていたもの、そして日本人全体が「失われた30年」で忘れてしまったものでもある「夢」「希望」「浪漫」といった「こころが沸き立つ感情」(これらの総称が「WOW!」)を取り戻すべく、ミューラル(壁画)で表現する活動を続けている。
会社概要:株式会社OVER ALLs
「ミューラル(壁画)の力で、人々を表現者に変える」ことを目指して、全国各地で様々な作品を生み出し続けている。制作にあたっては、依頼者に驚かれるほど歴史や背景を調査し、想いを引き出すインタビューを実施。企業が社会、さらに組織で働く個人が伝えたい想い、歩んできた歴史を浮き彫りにして、ミューラルとして表現している。代表作はエスコンフィールドHOKKAIDOで大谷選手とダルビッシュ選手を描いた壁画、東日本大震災の被害から再生への道を歩み始めた福島・双葉町の住民の方々の顔を描いた壁画群「FUTABA Art District」など。主に代表の赤澤岳人が企画・プロデュースを担当。メインアーティストである画家・山本勇気は「ART BATTLE JAPAN 2018」チャンピオン。「情熱大陸」や「news zero」、「サンデージャポン」「WBS(ワールドビジネスサテライト)」など、メディア出演も多数。
住所:東京都港区南青山2-26-35
代表取締役社長:赤澤 岳人
Web:http://www.overalls.jp
Instagram:@overalls_art https://www.instagram.com/overalls_art