「日経エンタテインメント!Web」 国境を超え支持される、国内アニメ・J-POPを公開
2025年5月27日(火)16時18分 PR TIMES
株式会社日経BP(本社:東京都港区、社長CEO:井口哲也)が運営する、推し活や人気者などエンタテインメントのヒットがわかる流行情報メディア「日経エンタテインメント!」は、日本のエンタテインメント産業が、グローバルでどれほどの影響力を持っているか、データで可視化する取り組みを開始しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41279/193/41279-193-b8a51f6c571713970e23d8dc205fd919-480x640.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ](画像/babeer/stock.adobe.com)
毎回1カ国に焦点を当て、注目国でどんな日本のエンタテインメントが話題になっているのか、さまざまな視点で日経BPのAI・データラボと共同でデータを解析。「日経エンタテインメント!」のWebサイト「日経エンタテインメント!Web」(「日経クロストレンド」内)で、連載形式で公開していきます。連載「JAPANエンタメ世界進出分析」は以下よりお読みいただけます。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01167/index.html
33年までにエンタメ産業海外売上高、20兆円へ
現在、日本は国を挙げて、マンガ、アニメ、音楽、ゲームなどのエンタテインメント産業の海外輸出に本腰を入れ始めています。政府全体では、33年までに同産業の海外市場規模を、現在の自動車と同水準にあたる20兆円に拡大する目標を打ち出しました。経済産業省では、関連政策を一気通貫で実施するための体制を構築しています(2025年5月。経済産業省「エンタメ・クリエイティブ産業戦略 中間とりまとめ」より)。
エンタテインメント産業の中心をなす映像、アニメ、ゲーム、出版の4分野の23年の輸出額は、5兆7000億円(ヒューマンメディア調べ)。ここから約4倍に伸ばしてくプランです。しかし、これは決して夢物語ではありません。特に、世界のアニメ市場の伸びは著しく、23年には海外市場が国内市場を上回り、約1兆7200億円規模にまで拡大するなど、順調に成長しています(一般社団法人日本動画協会調べ)。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41279/193/41279-193-aef32d07000d97c328d330020103107c-1599x1093.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]日本アニメの国内と海外の市場を比較すると、2023年に海外が抜き、そのまま成長を続ける勢いを見せる(広義の日本アニメ市場)。出典:一般社団法人日本動画協会「アニメ産業レポート2024」。図版は編集部で作成
インドネシアのエンタメ市場の成長率は世界トップクラス
連載第1回では、「インドネシア」を取り上げます。実は、インドネシアのエンタテインメント市場の伸長率は世界的に見てもトップクラスとなっています。
世界4大コンサルタント会社の1つであるPwCの調査によると、インドネシアのエンタテインメント市場は、23年から28年にかけて年平均8.5%の成長率が見込まれており、100億ドル(約1兆4000億円)を超えるマーケットに成長すると予測されています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41279/193/41279-193-1a2cdb2526cc7a52632c007d9d3c98e8-1910x1160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]世界のエンタテインメント&メディアの主要市場。インドネシアは年平均8.5%もの成長を見込む。出典:PwC’s Global Entertainment & Media Outlook 2024-2028, Omdia。図版は編集部作成
なぜインドネシアでは、これほどまでにエンタテインメント市場が急拡大しているのか? 連載第1回ではその秘密を解き明かすと共に、インドネシアで人気がある日本のエンタメ事情について分析・解説します。インドネシア編の連載は、全3回を予定しています。
- 第1回: TikTok分析で見えたインドネシアで話題の意外すぎる日本エンタメとは?
- 第2回:アニメ『SAKAMOTO DAYS』がインドネシアでヒット、その新戦略とは(仮題)
- 第3回:YOASOBI、アニメ主題歌『アイドル』よりもバラード『たぶん』が刺さる理由(仮題)
連載第1回は、以下よりご覧ください。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01167/00001/index.html
なおインドネシア以降は、サウジアラビア、インド、米国などで人気がある日本のエンタメ事情について分析・解説します。
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