【導入事例公開】医薬品の安定供給を実現!ほくやく×アイオイの革新的な物流DXソリューション
2025年5月28日(水)11時48分 PR TIMES
株式会社アイオイ・システム(本社:東京都品川区、代表取締役社長:吉野 豊 以下アイオイ)は、
物流・製造DXを支援するロジスティクスシステムの開発・製造・販売を行っています。医療総合卸道内最大手ほくやく・竹山ホールディングスグループの株式会社ほくやく(所在地:札幌市中央区、代表者:代表取締役社長:眞鍋 雅信 以下ほくやく)における導入事例動画を公開しました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58606/35/58606-35-d48ff590bf7df95a8ca81e5037566a88-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]新川物流センターの現場イメージ
背景:物流2024年問題と北海道特有の課題への挑戦
ほくやくの新川物流センターは北海道内で唯一のクロスドック方式(※1)を採用し、製薬メーカーからの入荷商品を拠点別に仕分けを行い、北海道内の各拠点へ迅速に発送する役割を担っています。当センターが直面していた課題は、決して小さくありませんでした。
大きく以下の3つが挙げられます。
物流2024年問題
集荷時間の前倒しにより従来の業務体制では対応が困難
冬季条件によるリスク
雪や気候条件による遅延リスクが高く、医薬品の安定供給が課題
業務負荷の増加
物量の増加に伴い地方拠点への供給を安定的に維持するため、自動化が必要不可欠
導入されたシステムとその効果
プラスオートメーション株式会社の自走式ロボット「t-Sort」と、弊社の重量検品システム「WAS」(※2)、デジタルピッキングシステム「DPS」を組み合わせた独自のシステムを導入することで、
以下の効果が得られました。
処理能力の向上:人員を増やすことなく処理能力を約1.1倍に向上。
将来的には約1.4倍へ向けた計画も進行中。
品質向上と誤出荷防止:デジタル表示と重量検品による二重チェックで仕分けミスが軽減。
労働環境改善:約20kgのカート運搬作業をロボットが代行することで、従業員の歩行距離を削減し、
負担を軽減。
医薬品物流の未来を切り拓く一歩
今回の導入により新川物流センターは、医薬品物流における品質向上、業務効率化、労働環境改善を実現しました。ロボットと人の協働により、物流業務が劇的に進化し、医薬品の安定供給に大きく貢献しています。
また、医薬品物流の安定化に寄与することで、地域経済や医療現場への貢献を通じて、北海道全体の暮らしを支えています。 この取り組みが、地域社会の課題解決と豊かな暮らしの実現に向けた重要な第一歩となりました。
導入事例動画
「自走式ロボットと重量検品を組み合わせた独自のシステムで 医薬品卸売事業の仕分効率を向上」
新川物流センターに、自走式ロボットを中心とした新物流システムを構築した事例になります。
医薬品物流の未来を切り拓く取り組みをぜひご確認ください。
事例動画はこちら: https://youtu.be/6sQU-aRm3yo?si=UWouiR-dEbykd4Hj
アイオイ・システムについて
アイオイは、「革新的なアイデアで世界を驚かせ、未来をデザインする」というビジョンのもと物流、製造DXを支援する製品を全世界に供給しています。デジタルピッキングシステムのパイオニアとして 世界73ヵ国へ展開、デジタルピッキング シェアNo.1(※3)の導入実績を誇ります。
※1クロスドック方式は、仕入先から商品入荷後、在庫せずに、そのまま仕分けし出荷する物流手法を指します。
※2 WASとは、表示器による仕分け作業と重量検品を同時に行える、計量器付きアソートシステムです。
※3 富士経済「2024年版 次世代物流ビジネス・システムの実態と将来展望」
デジタルピッキングシステム 2023年実績 国内市場 数量ベース