『あんぱん』<すぐ迎えに来る>手を振る嵩を振り返らず、傘を回してルンルンで消えた登美子。美しくも残酷な母の姿に視聴者「確かに派手な着物だと…」「本当に再婚?」「『なつぞら』戸田さんと立場が逆転」
2025年4月2日(水)11時50分 婦人公論.jp
(『あんぱん』/(c)NHK)
今田美桜さん主演・連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)。第1週「人間なんてさみしいね」の第3回が4月2日に放送され、話題になっています。
*以下4月2日放送回のネタバレを含みます。
朝ドラ通算112作目となる『あんぱん』は、子どもたちの人気者<アンパンマン>を生み出したやなせたかしと、小松暢の夫婦をモデルとした物語。ヒロインの<朝田のぶ>を今田美桜さん、<柳瀬嵩>を北村匠海さんが演じます。
のぶの父・結太郎を加瀬亮さん、のぶの母・羽多子を江口のりこさん、嵩の母・登美子を松嶋菜々子さん、嵩の伯父・寛を竹野内豊さん、謎のパン職人・屋村草吉役を阿部サダヲさんが演じます。
林田理沙アナウンサーが語りを、脚本は中園ミホさんが担当。主題歌『賜物』はRADWIMPSが手掛けています。
<あらすじ>
ある日、のぶ(永瀬ゆずなさん)は弟の千尋(平山正剛さん)とシーソーに乗る嵩(木村優来さん)を見かけるが、千尋が軽くて動かない。
そこでのぶが千尋の後ろに飛び乗り、楽しく漕ぐ3人。
家に帰ってその様子を描く嵩。寛(竹野内豊さん)が嵩がこれまに描いた絵も見ると、そこには亡くなった父親の清と家族4人の姿があった。
寛は、「こじゃんと(たくさん)絵を描け」と語りかける。
場面が変わり、嵩の髪を切る登美子(松嶋菜々子さん)。「高知の街に用ができてしばらく留守にする」と告げ、「用事が片付いたらすぐ迎えに来るからいい子にしてるのよ」と諭す。
翌日、しばらく留守にすると言って出ていく登美子。学校を休んだ嵩は千尋と共に追いかける。
場面が変わり、柳井医院。千代子(戸田菜穂さん)は登美子が再婚のために出て行ったことを知る。
一方、のぶは、学校を欠席した嵩のことが気になっていた。帰宅したのぶは嵩が母親に置いていかれたことを知る。
のぶは、シーソーに座り込む嵩を見つけて…。
視聴者の声
放送開始3回目にして、登美子が嵩を置いて再婚してしまうという展開に驚いた視聴者が多く、SNSやコメントには様々な意見が寄せられました。
「本当に再婚するの?」と疑う人もいたほか、視聴者が特に注目したのが、親子の別れのシーンの登美子の着物姿。「確かに派手な着物だな〜」と再婚に納得する声も目立ちました。
登美子が嵩の呼びかけに答えず、傘をクルクルと回したシーンでは、「手を振る嵩に傘を回して応えている様にも見える」「クルクル回る傘の中で泣いていたと思う」と登美子の心情を思いやる意見も。
一方で、朝ドラ『なつぞら』を思い出した人も。なつぞらではヒロイン・なつ(広瀬すずさん)の養母を松嶋菜々子さんが、実母を戸田菜穂さんが演じていました。「戸田菜穂と松嶋菜々子、これなつの実母と養母やん」と指摘する人や「あんぱんはワザと逆にした?」という反応もありました。
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