石丸伸二氏「参院選に皆さん経営者が出て、通れば日本は変わる。“無報酬”というワンイシューで、お願いします」

2025年4月5日(土)9時30分 ABEMA TIMES

 実績のある経営者が日本課題に挑む全く新しい「実績重視」の政治トーク番組、ABEMA『For JAPAN シーズン3 #1』が4月4日に配信。3rdシーズン開幕の4月期は“ニッポン再生への道”をテーマに、日本維新の会/大阪維新の会の代表で大阪府知事の吉村洋文氏、元広島県安芸高田市長で地域政党「再生の道」代表の石丸伸二氏らが、“政治屋の一掃”について議論した。

【映像】石丸伸二氏がコメントするシーン

 株式会社シトラス代表取締役の野口昌一路氏は、『来年から政治屋は一掃できる』と大胆提言。「少し大げさな表現だが、言いたいのは政治家には金持ちがなるべきだということ。政治家の給料で生活している人が多いからこそ、“政治屋”になってしまう。起業家でなくてもいいが、お金に余裕があって、他人のために尽くせる人だ。犠牲的利他の時代から利己的利他、自分の満足がシャンパンタワーのように落ちていくことで、人を幸せにできると思う」との考えを述べる。

 これに石丸氏は、「今の話は、ご自身の出場表明のはずだ」と返答。「被選挙権は皆さんお持ちで、結果も出されている。出ればいいじゃないですか。今年7月の参院選、全員が出て、通れば日本は変わり出す」としつつ、前段にあった別の経営者の『政治家報酬なんてゼロか1億円でいい』という提言を踏まえ、「とりあえず“無報酬”というワンイシューで、お願いします」と提案した。

 吉村氏は、「人生の“ずっと”じゃなくていいと思う。“これをする”と決めた目的、あるいは“この期間だけ”と決め、利益などではなく公に尽くす。やはり権力を持っているのは行政で、制度を作っているのは政治家だ。川を渡ってそっち側に行かないと、仕組みは変わらない。(利己的利他と)重なるが、僕は政治家として川を渡ってほしい」と呼びかけた。

 Forbes JAPAN Web編集長で同番組コメンテーターの谷本有香氏は、「優秀な方が政治の世界に入るのは大賛成だが、必ずしも経営者である必要はないと思う」と主張。「億万長者がお金を自分の出身地に向けて、地域創生を始めるのがブームになってきている。彼らには彼らなりの生きるスキル、考え方や思考があって、例えば直島(※)をあそこまで支えた福武書店の福武さんは、ご自身の莫大な資金を使って文化を作った。経営者は経営者としてやるべきことに注力したほうが、私はうまくいくと思っている。経営者から政治家に転身した方も何人か拝見しているが、彼らの能力が100%活きているかというと、とてもそうは思えない。“中道”というべきか、一緒になってやる方のほうがより前進すると思う」との見方を示した。
※直島(香川県):福武書店(現・ベネッセホールディングス)の創業者・福武哲彦と当時の直島町長が開発に着手。「アートの島」として人気に

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