赤沢氏の日米交渉 会見出席記者のグッズに注目「便利ですよね」「5000円くらいで...」
2025年5月2日(金)17時31分 スポーツニッポン
TBS系「ひるおび」(月〜金曜前10・25)が2日、放送され、2度目の日米関税交渉に臨んだ赤沢亮正経済財政・再生相の会見の一場面で出演者たちが盛り上がる一幕があった。
1日午後(日本時間2日朝)に米ワシントンで開かれた交渉を受け、赤沢氏は「可能な限り早期に、双方にとって利益になるような合意を実現できるよう率直かつ建設的な議論を行い前進することができた」と成果を強調した。日米貿易の拡大、非関税措置、経済安全保障面ででの協力体制について具体的に議論し、今後は今月中旬以降に閣僚間の協議を集中的に行う方針だ。
番組では、会見のワンシーンを取り上げた。日中間の緊張状態について質問した記者が、首から提げた、写生板のような器具にノートパソコンを置いていたことから、赤沢氏が「何かそれ、凄く便利ですね。大変、あの…いい感じだと思います」と感想を述べたというもの。MCの「ホンジャマカ」恵俊彰は、「ひるおびくらいですかね?こういうところに注目するの」と笑わせた。
米国政治に詳しい早大の中林美恵子教授は、この一幕に「人として近づきやすいような、そんな感じがしました」と感想を口に。「本当だったら米中関係のところは大事なんでしょうけど、とても赤沢さんらしくて、ほほえんでしまいました」とも話した。
さらに経済評論家の加谷珪一氏も「私もあのパソコンに目がいってしまって。便利ですよね。元記者なので、私も。すぐパソコンに打って記事にしたいというのがあるので」と反応し、「赤沢さんもいろんな記者さんの様子を見ているので、目に留まったんじゃないかな」とも話した。今回が2度目の交渉ということで、「明らかに余裕があるから、これは言えるということは間違いないと思いますね」とも指摘した。
続いて弁護士の八代英輝氏も「PCスリーブと言うらしいですね、肩掛け。5000円くらいで売っているらしいです。便利なグッズだなと思います」とコメント。「記事の即時性を求められるじゃないですか?記者さん。手で書いていると打ち直さないといけないので、ワープロで打って即、社に送ってということでしょうね」と、交渉内容そっちのけで、記者のグッズに興味津々の様子だった。
八代氏が「そこに注目できるということは、よく見えているということですよね」とも話すと、恵も「絶対、そういうことですよね」と納得の表情を浮かべていた。