ファイナルシリーズ、いざ開幕!2度目か、連覇か、初優勝か!?/麻雀・Mリーグ
2025年5月5日(月)18時34分 ABEMA TIMES

Mリーグ機構は、「朝日新聞Mリーグ2024-25」ファイナルシリーズ、5月5日の第1試合に出場する4選手を発表した。激しい戦いが続いたセミファイナルシリーズを終え、ついに4チームによる直接対決、16戦のスプリント戦がスタート。上位3チームが接戦、4位がやや離れているが、展開次第では目まぐるしい順位変動が起きそうだ。
リーグ初年度以来、2度目の優勝を目指す赤坂ドリブンズ。レギュラーシーズンを記録的な大勝で通過。セミファイナルこそ一度は首位の座を明け渡したが、すぐに取り戻した。4選手ともに調子は安定しており、誰が出てもポイントを持ち帰れるのが今期の強みだ。渡辺太(最高位戦)はセミファイナルで沈んだ分は、この最終決戦で取り返す。
連覇を目指すU-NEXT Piratesも盤石だ。レギュラーシーズン、セミファイナルと脱落を気にかけて戦う期間はほとんどなく、精神的なストレスなく戦えてきたのは大きなプラスだ。昨シーズンからのびのびと打ち続けることで自身・風格すら漂う海賊団で、ファイナル初戦は瑞原明奈(最高位戦)が任された。
3位・セガサミーフェニックスはセミファイナルで一気に状態を上げた。全20戦で一度もラスを引くことなくポイントを伸ばし、半分持ち越したポイントでは首位・赤坂ドリブンズまでトップ・ラス一撃圏内にまで近づいた。近藤誠一監督(最高位戦)が今期限りで退任が発表され、初優勝での胴上げもラストチャンスに。レギュラーシーズンMVP・醍醐大(最高位戦)がスタートダッシュをかける。
ぎりぎりの4位でファイナルに進んだTEAM雷電。冷や汗もので勝ち上がった分、最終決戦では何も守るものなくチャレンジャー精神でぶつかれることだろう。開幕前、萩原聖人(連盟)が、リーグを盛り上げるための最大のポイントがTEAM雷電の優勝と語っていたが、有言実行なるか。先発も託され、個々は男を見せる時だ。
【5月1日第1試合】※成績は今期のセミファイナルシリーズ
赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)個人17位 ▲40.4
セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)個人2位 +217.0
TEAM雷電・萩原聖人(連盟)個人23位 ▲169.8
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人5位 +65.3
【セミファイナルシリーズ終了時点での成績】※ポイントは半分持ち越し
1位 赤坂ドリブンズ +357.4(0/16)
2位 U-NEXT Pirates +313.4(0/16)
3位 セガサミーフェニックス +256.5(0/16)
4位 TEAM雷電 ▲4.9(0/16)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)