第3回 横浜国際映画祭、レッドカーペット&船上パーティーに豪華俳優が集結!

2025年5月5日(月)10時6分 ジェイタメ


“横浜ベイエリアで映画に浸る至福の3日間”と題し、世界中の映画ファンが集い、交流できるフェスティバルを目指して、日本屈指の港町かつ文化芸術の町・横浜にて、映画と横浜の魅力を国内外に発信することを目的に、2023年より毎年開催している「横浜国際映画祭」が今年も開幕。
実行委員会(実行委員長:菅野充)が2023年より毎年開催している「横浜国際映画祭」。
第3回を迎えた今年は、5月4日(日)〜5月6日(火)の3日間に渡り、「レッドカーペット」、「船上パーティー」、「プレミア上映」、「トークショー」、「ベイサイドパーティー」、「MEGUMI 主催ジャパンナイト」、「新人女優公開オーディション」などの様々なイベントを開催。
初日を迎えた、この日はアンバサダーの浅野忠信ほか、昨年の本映画祭で新人女優オーディション最優秀賞に輝き、サブ・アンバサダーを務める熊井戸花、各上映作品から丸山隆平窪塚洋介田中麗奈、南果歩、加藤雅也、筧美和子らが、日本映画界を代表する豪華俳優陣が、レッドカーペットイベント、船上パーティに登場した。

■日本が誇る俳優、浅野忠信、窪塚洋介らがレッドカーペットに!
快晴のこの日、港町・横浜で開催された「第3回横浜国際映画祭」にまず登場したのはスペシャル・ゲストのトラヴィス・ペイン。伝説の世界的スター・マイケル・ジャクソンの振付師としても活躍した彼が、軽快なリズムに合わせて華やかなダンスを披露し、レッドカーペットを彩った。
やがて、数々の俳優たちや映画監督ら関係者が、タキシードやドレスを見にまとい登壇。「オオムタアツシの青春」の筧美和子は「人生で傷を負った人々が集まり、前を向いていく映画です」とアピール。「東京予報—映画監督外山文治短編作品集—」の一編に出演の田中麗奈は「素敵な映画祭に呼んでいただき、ありがとうございます!」とコメント。「ルール・オブ・リビング」の南果歩は「気持ちいい!」と海風を浴びて満面の笑顔でステージへ。「日常のカルチャーギャップを乗り越えようとする作品です」と映画に秘めたメッセージを伝える。
印象的だったのは、短編映画オムニバス「DIVOC-12」の一編で主演した窪塚洋介。「横須賀から歩いて来ました。窪塚です!」と観客の笑いをとりながら、「機会がありましたら、ぜひご観賞ください」と手を振った。また、「金子差入店」主演の丸山隆平は「魂のこもった愛のある作品」と映画に注いだ想いの丈を語る。

その後、登場したのは同じくスペシャルゲストのジュリアン・レジ。カンヌ国際映画祭のアーティスティック・ディレクターであり、「日本に新たな才能を発見しに来ました」と目を輝かせる中、本日が誕生日とのことで温かい拍手が会場から送られた。
また、映画祭のアンバサダーに任命されたのは国内外で活躍する浅野忠信。「横浜で生まれ育ってきたので嬉しいです!」と街そのものへ想いを馳せた。横浜の思い出を聞かれ、「小学生の頃に山下公園でブレイクダンスをしている仲間がいて僕は下手だったんですけど、そのダンスチームに入っていました」と知られざるエピソードを披露。また「SHOGUN 将軍」で世界的に評価されたことも記憶に新しい浅野。「小さい頃からアメリカの古着を買ったり、僕自身もクォーターだったりボーダレスな感覚を持っているのは横浜のおかげです。自分を育ててくれた横浜に感謝です」と話します。そして、「いろんな国の映画祭に行かせてもらっていますが、その映画祭でいろんな出会いが生まれました」と自分の経験を述べ、映画祭の今後への期待を語った。最後は大ヒット中の劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像」からコナンも登場して、浅野やトラヴィスたちとフォトセッションを行った!

■丸山隆平が古川豪監督への熱い感謝を語る!
夜は、先ほどの登壇者や関係者が船上パーティへ。横浜市の山中竹春市長ほか、主催者やジュリアン・レジが挨拶するなか、本映画祭の新人女優の公開オーディションに残った、ファイナリスト15人も登壇。胸いっぱいに夢を抱えたスターの卵たちの真っ直ぐな瞳に会場からは大きな拍手が起こる。
各作品の挨拶では、「思いのほか、揺れてますね」と窪塚洋介。「でも、何事も揺れないと始まりません(笑)。揺れる勇気を持って、何事も挑んでいきたいと思います」と船の揺れにかけて、会場に笑顔をもたらす。
丸山隆平は「古川豪監督の長編デビュー作で主演をしました丸山です。助監督時代から、どれだけの方にこの古川監督が愛されているのか、そしてこの映画に多くの方がコメントを寄せてくれていることでわかっていただけると思います」と賛辞を送ると、古川監督は恥ずかしそうに丸山のことも讃えて、作品をスクリーンで観てもらいたい旨を語る。
さらに、トラヴィス・ペインも挨拶を。「14歳で初めて来たときから大好きな国の一つです!何回も来られて大変光栄です。これまでマイケル・ジャクソンはもちろん、ジャネット・ジャクソン、レディ・ガガ、マドンナのコンサートなどで日本にやってきました。もちろん最近はTravis Japanなどとも仕事をしています。そのなかで長く続く芸術を作り、世界に対して美しさを発信することを使命としてきました。この映画祭もそうした美しさを発信する国際的なものになると確信しています」と熱弁。今後の映画祭の未来像、そして関係者への感謝をスピーチした。

最後は、作曲家の菅野祐悟さんによるピアノパフォーマンスが披露されて、美しい音色に観客が聞き入るばかり。続いて、ジュリアン・レジのバースデーサプライズで花束が登場。喜色満面のジュリアンさんを観客の温かい拍手が包み込み、無事クルージングは終了した。
港町・横浜で俳優、監督ら関係者が勢揃いして、夜までの時間を華やかに彩ったこの日。回を重ねるごとにパワーアップしていく横浜国際映画祭の「今とこれから」に目が離せなくなった一日だった。

◆第3回 横浜国際映画祭
2025年5⽉4⽇(日)

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