“道の駅の歌姫”演歌歌手・不知火鈴香が女優デビュー 映画「熊本の彼氏」でレイザーラモンRGと夫婦役

2025年5月5日(月)5時0分 スポーツニッポン

 “道の駅の歌姫”として活動する演歌歌手の不知火鈴香(50)が女優デビューする。今夏公開の映画「熊本の彼氏」(監督熊谷祐紀)で、タレントのレイザーラモンRG(50)と夫婦役を演じる。

 映画はシンガー・ソングライターの杉本琢弥(30)が主演。震災からの復興を目指す熊本を舞台に、心に傷を抱えながら前を向くストリートミュージシャンを描く。不知火は主人公の熱烈ファンの一人娘を持つ母親役で、温かいまなざしで娘を見守る。デビュー曲「良くない恋泣くよ」も挿入歌に使われた。

 子供7人、孫5人の“ビッグマミー”の不知火。昨年9月にCDデビューし、今も地元の熊本でカラオケバーを経営しながら音楽活動を続ける。フジテレビでもその波瀾(はらん)万丈の人生が特集され、番組を偶然見た今作のプロデューサーのオファーで銀幕デビューが決まった。

 深夜までバーで働き、翌朝から撮影するなど肉体的負担はあった。それでも「初のことばかりで緊張しましたが楽しく演じられました」と充実感いっぱい。「現実ではビッグマミーで大忙しですが、映画では一人娘の母。どんな生活なんだろう…と想像して演じるのが楽しかった」。夫役のRGも「いろいろとお話をして、壮絶な人生だったのでビックリしてます」と交流を楽しんだ様子だった。(吉澤 塁)

スポーツニッポン

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