萩原聖人の闇が晴れた夜 どん底から這い上がる魂の跳満ツモにファンが感動のコメントラッシュ「ハギーやった!!!」/麻雀・Mリーグ

2025年5月6日(火)10時30分 ABEMA TIMES

 ようやく名役者がトンネルを抜けた。「朝日新聞Mリーグ2024-25」ファイナルシリーズ、5月 5日の第1試合で、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)が決めた熱気溢れる跳満ツモに、ファンから多数のコメントが寄せられた。

【映像】ファン感涙もの!萩原聖人、復活の跳満ツモ

 話題の場面は南3局。萩原は前局に得意技の三色同順を狙ったリーチが不発に終わり、2万1600点持ちの2着目。萩原はレギュラーシーズンから5試合連続4着と絶不調。2022-23シーズン以来2年ぶり2度目のファイナル進出に沸くチームの中で、その躍進に貢献できていない状況が続いていた。

 トップ目のセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)とは1万9100点差。相手は親のため、ここで高い手をツモればオーラスは接戦に持ち込める。萩原が手にした配牌は赤5筒が1枚、發が対子。2巡目に發が暗刻になり、チャンス手の予感が漂った。解説の朝倉康心(最高位戦)は「鳴けるようになったというよりは、メンゼンで満貫がはっきり見えたという感じですね」と説明。「リーチ・ツモ・發、ドラか赤でね!」と、実況の日吉辰哉(連盟)もボルテージを上げる。

 5巡目、赤五万を引いてさらにパワーアップ。そして7巡目、孤立の赤5筒に6筒をくっ付けて4・7筒待ちのテンパイだ。ファンは「きたあああ」「ハギー!」「よぉおおおし」「いっけえええ」と大声援を送る。山には残り3枚。腕組みをしながら、ツモ番を待つ萩原。一発目の牌は暗刻の8索だ。「カン」と太い声で告げ、リンシャン牌へ手を伸ばすが、ここは空振り。ライバルが誰も追い付けない中で、10巡目に萩原が引いたのはファン待望の7筒だ。

 「7筒!」「ツモった!」と放送席が沸く。萩原は深い吐息と共に、片手でグイっと裏ドラをめくって点数申告。リーチ・ツモ・發・赤2・ドラ・裏ドラの1万2000点が完成した。 このアガリにファンは感涙、感動。「うおおおおおおお!!!」「ないすぅ」「ハギーやった!!!」「これは嬉しい」「これは泣ける」「まじでカッケェよ」「千両役者!」とコメントラッシュが起こった。なお萩原は当試合を2着で終え、連敗は5でストップした。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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