黒柳徹子 「徹子の部屋」無口な名優との沈黙やりとり「私はこの方らしくていいかなと思いました」
2025年5月7日（水）19時24分 スポーツニッポン
女優の黒柳徹子（91）が、7日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋 50年目深掘りSP」（後7・00）に出演し、無口なゲストとのトークを振り返った。
今年で50年目に突入した同番組の過去の名場面を、黒柳とタレントのマツコ・デラックス（52）が振り返る特番。第1弾の今回は「名優＆スター編」と題し、銀幕のスターたちの懐かしい出演場面が放送された。
その中で紹介されたのが、俳優の高倉健さんだった。番組開始当初は、そうしたスターたちがテレビで私生活を語ることなどなかった時代。高倉さんも「今でもあるんですけど、ちょっと恥ずかしいんですね。ここでライトを当てられて、大勢の人に映されるというのが、どこか何か…男っぽい仕事じゃないって気がどこかにあるんですね」と、不慣れな様子で答えていた。
黒柳の質問に、高倉さんがしばらく無言で考え込む様子も。スタジオには静寂と緊張感が漂っていた。黒柳は「この間、ずっと黙ってらっしゃるんですもんね。私も待ったですよ、1分くらい」と明かした。
現代ではあり得ない場面。マツコは「今だったら、収録したやつをバンバン編集しちゃって。それは『徹子の部屋』だから、あの間を見られたわけだから」と驚きを口にした。
黒柳は「相当シーンとしているもんね」と話しつつも、「それが私はこの方らしくていいかなと思いました。編集してないから」と、高倉さんの人柄が出た映像だと指摘。マツコも「かっこいい
…」と同調していた。
