東国原英夫氏 政治家転身のきっかけ明かす「レッテルを貼られてたので、もうこれはお笑いとしては...」
2025年5月9日(金)17時44分 スポーツニッポン
元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(67)が8日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1・00)に出演。政治家を目指したきっかけについて語った。
この日はかつて「たけし軍団」として共に活動したお笑いタレント、ガダルカナル・タカとトークを展開。タカが「よく目指す気になったなっていうのと、なんでそこに行ったのかっていう」と政治家になったきっかけを問うと、東国原氏は「1998年さ。風俗事件の不祥事」と回答した。
東国原氏は1998年に“風俗事件”として、未成年の従業員を働かせていた東京都内のイメクラ店を訪問したことを報道されたが、「あれがきっかけよ」と明言。
タカが「風俗に対して、これは日本の法律的に間違ってる部分があるぞ、俺はそこを訂正するんだ、みたいなことで」と尋ねても、「全く違うね。風俗事件って自主謹慎だったの。あれで方向転換をした」と東国原氏。
「あの時、“淫行”っていうレッテルを貼られてたので、もうこれはお笑いとしては無理かなと」と苦笑いした。
タカが「だとしたら、転換する方向を大いに間違ってるのよ。自分がしたことを考えて、こんなことをしたやつが政治家になろうとするかっていう。そこも根本的に間違ってるけど、面白いのよ」と続けると、東国原氏は「異次元だね」と笑ってみせた。
タカは「これが異次元で済めばもうちょっと笑えたけど、まさかの当選してしまう。そして知事としてそれなりの仕事をこなしてしまう。いやこういうことも含めて、なんでそこにいっちゃったの、しかも大変だったろうなっていうのも含めてね」ともコメント。
東国原氏は「いやだから、知事っていうのは大きなボケだったのかもしれないね、俺にとってはな。誰もツッコミがいないのよ。知事時代、結構ボケてんのよ俺、細かいボケもしてんのよ」と告白した。
タカは「おそらく県民はツッコんでると思うよ」と話したが、東国原氏は「職員の方々は、知事だから“コラ!”とかできないわけさ、“いいかげんにしろ!”とか。それをしてほしいのに、そしたら気持ちいいじゃん、ボケでもウケたら、全然。体質が違うあそこが」と語った。
タカは「分かってるはずでしょ」としながらも、県政に関しては「相当いろんなことやってたよ」と称えた。