藤原紀香 梨園の妻になって困ったこと「名鑑欲しかった」 着物の柄にもしきたり「皆さん教えてくださる」

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　女優の藤原紀香（53）が10日放送のTBSラジオ「要潤のMagic　Hour」（土曜後5・00）にゲスト出演。歌舞伎俳優の片岡愛之助（53）と結婚して“梨園の妻”となった後で困ったことを明かした。

　2016年に再婚し、「この世界に入っていろいろ歌舞伎を見させていただいて“歌舞伎ってこんなに面白いんだ”と思った。号泣する演目もあったり、落語からの『らくだ』とかおなか抱えて笑っちゃうものもあって」と歌舞伎の面白さに目覚めたという。そして「こんな面白いものをまだ見に来たことのない方に伝えたいと思って。メールやLINEでお知らせを送ったり、見どころをお知らせして見に来てもらう、そうすると喜んでくれたりしてます」と着実に“観劇の輪”を広げていると語った。

　結婚後は夫の先輩や同僚、後輩の歌舞伎俳優の名前を覚えようと「俳優名鑑」を熟読したという。「顔とお名前を覚えて、楽屋にごあいさつする時もちゃんと分かるようにしていくじゃないですか。でもその方々の奥様のお顔が分からなかった！やっぱり最初は」と戸惑いを告白。「ホントに奥様の名鑑が欲しかった！」と笑い、「あの方どなた？って同じ松嶋屋の番頭さんに聞いたりして必死で覚えました。今は何とか、9年目ですので」と努力を明かした。

　着物の柄にも梨園ならではのしきたりがあるそうで、「そのおうちの家紋に使われている植物の柄はあまり着ないほうがいいとか。そこはやっぱり気を付けなきゃいけないと学んだり。髪の毛も大き過ぎてもいけないし」と話す藤原。伝統ある世界のしきたりをんでいくことは「楽しかったですよ。皆さん教えてくださるので」と振り返り、「知らないことは知らないし分からないから、皆さんにいろいろ聞いちゃおうっていうスタンスだといろいろ教えてくれました」と語った。