石破茂首相 消費税減税の議論で「これから先どんどん社会保障のお金が増えていくわけで、じゃあ...」
2025年5月11日(日)11時10分 スポーツニッポン
石破茂首相(68)が11日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。経済対策としての消費税減税について言及した。
首相が出席して12日に開催される衆院予算委員会集中審議では、トランプ米政権の高関税政策や物価高を受けた経済対策が主要なテーマになる見通しで、減税を巡る首相の説明が焦点。
政権が消費税減税を見送る意向なのに対し、野党各党は夏の参院選公約に減税を盛り込む見通し
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が「減税の話になると、消費税を下げる、消費税の財源という話になりますけど、岸田政権の時に定額減税やった時も、これで財源がなくなる、なくなると言ってもフタを開けてみると、国全体の税収は増えているわけですよね。だから消費税のところだけ見ずに国全体の税収を見るということと、それからそれぞれの減税といっても今、物価高の食料品の高いところが困っているわけですから食料品だけ下げるとか、そういう考え方もまだ今は放棄はされていないんですか?」と質問。
すると、石破首相は「いろんなやり方があるから、あすも予算委員会があるわけです。いろんなところでいろんな議論をして単に税金を下げればよろしいのですということで、本当に1番困っている人たちに支援は十分なりますかということと、消費税は別に公務員の給料が消えているわけじゃなくて、どうやってこれから先どんどん社会保障のお金が増えていくわけで、じゃあ将来の社会保障、不安だよね、医療どうなるの、年金どうなるのって思ってるからお金使うのやめとこうって人もいっぱいいるわけであってね、そうやって将来に対する不安があるので消費が伸びないってことも私もあると思っている」と自身の考えを述べた。