IMP.・佐藤新&渡邉美穂、青春を感じたエピソードを明かす「すごい青春だった」
2025年5月12日(月)20時10分 クランクイン!
本作は、スターツ出版が運営する小説サイト「野いちご」にて2016年から開催されている小説コンテスト「野いちご大賞」の第5回大賞作品である丸井とまとの同名小説を実写映画化。派手な見た目と乱暴な態度で教師から目をつけられているが、人一倍“痛み”に寄りそえる高校2年生の朝比奈聖を佐藤が、ある日、自分の顔が認識できない青年期失顔症になってしまう間宮朝葉を、渡邉が演じる。
撮影のエピソードを佐藤は「人生初の(自転車の)二人乗りをしまして。渡邉さんを怪我させないために、スタッフさんと練習に練習を重ね、たくさんの汗を流して、リハーサルにリハーサルを重ねて挑んだシーンでした。もしかしたらめちゃくちゃ緊張してるのが見えちゃうかもしれないですけど、一丸となって撮ったシーンなので、すごく印象残ってますね」と回顧。渡邉は「佐藤さん、二人乗りしてるとき、えらい背筋がピーン!ってなってて、姿勢がめちゃくちゃいいんですよ!」と暴露し、佐藤は声を上げて笑った。渡邉は「まな板入れてんの? ってくらい。私を落とさないで絶対に走り切るぞ、って意気込みがその背中に表れていました」と告白。渡邉は「こんなに姿勢よく漕ぐんだ、っていうギャップが非常におもしろ…素敵だったので、ぜひ注目してください」とアピールした。
タイトルにちなみ、青春エピソードを聞かれると渡邉は「私は小中高と12年間バスケットボールをやっていたので、もう私の青春は本当にバスケ一色」と回答。中でも高校時代の記憶が強く残っているそうで、渡邉は「夏休みとかも練習した後、みんなで『このまま帰るのもったいないし、近くの公園で遊ぼうよ』とか言って、練習着のまま公園まで行って。そこで水風船を投げ合って遊んだり。あれは『これが青春か』って当時も思いました」と明かした。さらに渡邉は「部室がいっぱいある部室棟があったんですけど、女子バスケ部の部室でこっそりたこ焼きパーティーをやったら、部室棟のブレーカーが全部落ちちゃって。めちゃくちゃ怒られたっていうのがありました(笑)」と述懐。「あの時にしかできなかったことだなって思うので、すごくいい思い出です」とほほ笑んだ。
佐藤は「僕はIMP.としてデビューさせていただいて、YouTubeを開設して。未来の自分に手紙を書くという企画をやったんです」と切り出し「7人それぞれ手紙を読んで。グループに対する思いの丈を、本音を手紙に残して書いて、それをみんなの前で読んで。そうしたら自分でも信じられないくらい涙がもうドバドバドバドバ出ちゃって。7人みんな、わんわんわんわん泣いて」と告白。「肩を抱き合って、泊まるホテルに戻ったんですけど、その次の日の朝、寝起きドッキリがあって。『さっきの涙返せよ!』みたいな。今思えばすごい青春だったなって思ってますね」と語った。佐藤は「感情が忙しかったです」と笑い「たぶんすごい顔してたと思います」と振り返っていた。
映画『青春ゲシュタルト崩壊』は、6月13日より全国公開。