辛坊治郎氏 「米袋有料化はやめて」ネットざわつく中...“米価格の行方”を読み解く「予言しておきます」
2025年5月21日(水)18時2分 スポーツニッポン
キャスターの辛坊治郎氏(69)が21日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月〜木曜後3・30)に生出演。同日、辞表を提出した江藤拓農相(64)の後任として小泉進次郎氏(44)を起用する方針であることを受け、今後の農政について私見を述べた。
江藤農相は「コメは買ったことがない」と述べた自身の発言が混乱を招いた責任を取った。事実上の更迭とみられる。首相は政権運営への影響を懸念し、続投方針から一転した。後任に小泉進次郎自民党前選対委員長を起用する方針を固めた。小泉氏は、自民党農林部会長として農協改革などに取り組んだ経験があり、現在は自民党の水産総合調査会長を務めている。
この人事を受け、ネット上では「米袋有料化」がトレンド入り。「米袋有料化とかはやめてよ…」「本当にやりそうで怖い」などの声が広がっている。
これについて辛坊氏は、「“米袋有料化”という冗談が出ていますが、小泉さんは今のコメの価格高止まりの構造や現場の課題も、しっかり把握しているはずです」と断言。
続けて「石破さんが今日の国会答弁で(米5キロあたり)3000円台って言ってたけど、これは実はかなり低いハードルなんです。たとえば3900円でも3000円台ですから。少し前まで米は2000円台だったのが、今は4000円を超えて、価格が倍になっている状況です」と現状を解説。
さらに、「今日の国会で“3000円台”という言葉が出てしまったことで、小泉さんに無茶なことをされないためにも、流通全体を仕切ってる人たちは、“3800円くらいまで落としとくか”って多分水面下でそういう動きになってると思います」と分析した。
その上で辛坊氏は、「予言しておきます。小泉さんが農相になって、3000円台後半まで下がるはずですが、1年前の2000円ちょっとぐらいの値段になることはまずないだろう。いったんは下がっても3000円台」と私見を語っていた。