堺雅人 「30年ずっと待っていた」先輩と念願タッグ実現 8年ぶり映画主演

2025年5月22日(木)15時51分 スポーツニッポン

 俳優の堺雅人(51)が22日に都内で行われた、自身が主演を務める映画「平場の月」(11月14日公開、監督土井裕泰)の製作報告会見に出席。8年ぶりに映画主演を務める思いを語った。

 大ヒットした同名小説が原作の本作。中学時代の初恋相手同士である男女が再会し惹かれ合う、リアルで切ない初恋から紡がれたラブストーリーを描く。

 数々の作品に出演し“クセ強”な役が多かった堺。同作では、妻と別れ地元の印刷会社に再就職し、平穏な生活を送る青砥健将を演じる。

 メガホンをとった土井監督とは、早稲田大学・映画サークルの先輩後輩。「TBSにいらっしゃるっていうのは知ってたんです。若い頃から大先輩なんで、(僕を)使ってくれるだろうってずっと思ってて、そこから何年…、30年ぐらい経ちます。今回初めて、30年ずっと待ってんですよ」と念願のタッグ実現となった。

 土井監督から「いつかご一緒したいなってずっと思いながら機会をずっとうかがってたんですけど、どんどん国民的な…手の届かないところに堺さんが。コロナとかもちょっと挟んだので結構時間かかったんですけど、本当に一緒に仕事できて、ちょっと最近あまり見てなかった普通の50代の人の役で…。仕事できて本当に楽しかったです」と思いを伝えられた堺は、喜びをかみしめていた。

 「DESTINY鎌倉ものがたり」(2017年、監督山崎貴)以来8年ぶりの映画主演、現代劇ラブストーリー初主演となる。この日、共演の井川遥中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子、坂元愛登、一色香澄、土井裕泰監督も登壇した。

スポーツニッポン

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