小泉進次郎農相 備蓄米放出で「スピード」連発 事業者選定は「早く棚に並べていただける...」

2025年5月23日(金)16時11分 スポーツニッポン

 小泉進次郎農相(44)が23日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜前8・00)にリモートで生出演し、政府備蓄米について「(5キロ)2000円台で流していけるようなことで考えている」と語った。

 これまでは競争入札だった備蓄米放出の手続きを変更し、「随意契約の大まかな制度設計については財務省と法令の解釈の確認をして、基本的には整ったところ」と説明。「今は全国平均が4200円、(石破)総理は3000円台とお話されているができれば2000円台で流していけるようなことで考えている」と事業者が2000円台で販売できる価格で売り渡していくと明言した。

 随意契約では事業者の選定の透明性も必要だが、「私は緊急事態だと思ってますので、透明性や公平性もしっかり説明しつつも、やはり早く棚に並べていただける、一定の大臣としての政治判断をしたうえで、スピード重視だということもご理解いただけるように取り組んでいきたい」と話した。

 これまでの備蓄米の入札では全国農業協同組合連合会(JA全農)が95%を落札。しかし「店頭まで流れていくスピードが高まっていかない」と問題点を挙げ、「今回は対象を広げていく予定で考えている。例えばスーパー、流通小売りなどで手を挙げていただいて、どれぐらいの量を早く棚に並べられると、こういったこともお話を聞きながら決まっていく」と事業者の範囲を広げていくと説明。事業者側から問い合わせも届いていると明かし、「早いところであればかなりスピード感をもって備蓄米が安く棚に並ぶ、そういった形が実現できるのではと思っている」と述べた。

スポーツニッポン

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