小泉農相「備蓄米2000円台」2週間で実現可能?アキダイ社長が力説「できたら神の世界、次の総理決定」

2025年5月23日(金)20時7分 スポーツニッポン

 野菜や果物を中心に販売するスーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長が23日、TBS「ひるおび」(月〜金曜前10・25)にリモートで生出演。小泉進次郎農相(44)が政府備蓄米放出の手続きを随意契約に変更し、小売業者に直接売り渡す方針を示したことを受けてコメントした。

 就任いきなり随意契約に見直す方針を示した小泉農相は、この日出演したテレビ番組では政府備蓄米について「(5キロ)2000円台で流していけるようなことで考えている」と表明。6月初旬にも店頭に並ぶとの見通しも示した。

 秋葉社長は備蓄米について「残念ながら入ってない。仕入れするお米屋さんに何とかならないかと話はするが、今まではハードルが高かった」と言及。

 小泉氏は「スーパーや外食も含めて幅広く随意契約で届けていきたい」と発言したが、秋葉社長は随意契約に名乗りを上げるか聞かれると「上げたいですけど…私たちの規模だとコメを仕入れても保管する場所もないし、精米して袋詰めにして販売するのでお米屋さんにやってもらわないと無理」と説明。「アキダイ」は東京都内に9店舗を展開し年商は「50何億円とかある」が、備蓄米を扱うのは「凄くハードルが高い」という。「今まではJAや大きい問屋を通さなければできなかったが、私たちがお付き合いしてる中・小規模なお米屋さんでも取り扱いが可能になれば、価格の変化が出てくるのかなと期待はある」と話した。

 「備蓄米がほしいというよりお客様が喜ぶ安い価格帯のお米がほしいというのが本心。備蓄米が安く出回ることによって全体的なお米の価格帯を下げるのがそもそもの目的だと思うので。ただやり過ぎて生産者が困る価格帯になっちゃいけない」と秋葉社長。

 番組MCのホンジャマカ恵俊彰から、小泉氏の作戦はうまくいくかを聞かれると、「正直凄いですよ。1、2週間で結果を出すって言ってるじゃないですか。これは凄いことだと思う」と返答。「販売価格で2000円台後半となると、備蓄米がそれぐらいで出回るということは他のお米がある程度下がってくる。今の価格より1000円ぐらい下げるのはなかなか厳しくて、段階を経て1、2カ月の間にそれぐらいになれば凄いと思う」と見通しを語り、「わずか2週間ぐらいでそれができたとしたら神の世界、次の総理大臣決定ですよ」と小泉氏の手腕へ期待を寄せた。

スポーツニッポン

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