『あんぱん』河合優実、阿部サダヲからの“粋な贈り物”明かす「ひょうひょうとしていますが…」
2025年5月25日(日)10時30分 マイナビニュース
女優の今田美桜が主演を務める連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合 毎週月〜土曜8:00〜ほか ※土曜は1週間の振り返り)で、朝田家の次女・蘭子を演じている河合優実にインタビュー。ヤムおんちゃんこと屋村草吉役の阿部サダヲとの共演について話を聞いた。
112作目の朝ドラとなる『あんぱん』は、アンパンマンを生み出したやなせたかしさんと妻・暢さん夫婦をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。小松暢さんがモデルのヒロイン・朝田のぶ役を今田美桜、やなせたかしさんがモデルの柳井嵩を北村匠海が演じ、脚本は中園ミホ氏が手掛けている。
河合と阿部は、舞台『フリムンシスターズ』(20)、『ドライブイン カリフォルニア(22)、そして、親子役を演じたTBS金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』(24)に続き、4回目の共演となる。
河合は「阿部さんはずっとお世話になってきた大先輩」と表現し、阿部の現場での存在感について「今回もみんなを安心させてくれる。その力をすごくセットで感じています。阿部さんがいらっしゃるとやっぱり楽しいです」と語る。
現場でムードメーカー的な存在とのことだが、「うるさいということではなく、実はとても静かで落ち着いて素敵な大人の方なのですが、たくさんおしゃべりしてくれて、本当に面白い方です」と説明した。
さらに、「『あんぱん』の撮影期間中に日本アカデミー賞で賞をいただいて、そのときに阿部さんがシャンパンをくださいました。すごく粋でした。ひょうひょうとしていますが、そういうとき、すごく優しいんです」と阿部の優しさが伝わるエピソードも教えてくれた。
■河合優実
2000年12月19日生まれ。東京都出身。2019年にデビューし、映画『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』(21)での演技が評価され、各賞の新人賞などを受賞。2024年1月に放送されたドラマ『不適切にもほどがある!』で話題を集めた。主演映画『ナミビアの砂漠』『あんのこと』で第67回ブルーリボン賞、第98回キネマ旬報ベスト・テンなどで主演女優賞を受賞。近年の出演作にドラマ『RoOT / ルート』、劇場アニメ『ルックバック』、映画『敵』『悪い夏』『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』など。2025年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』で朝ドラ初出演。映画『ルノワール』が6月20日公開予定。
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