「優れるな異なれ」──HelloYouth彩木美沙が選んだ、自分の輝き方

2025年5月25日(日)15時0分 スポーツニッポン

 アイドルグループ「HelloYouth」(ハローユース)の新アルバム「僕らは全力で青春やってんだ!」発売を記念して、3期生の彩木美沙がメールインタビューに応じた。ダンスから始まった原点、アイドルとしての信条、そして先輩・大葉みらいとのエピソードまで──グループに彩りを添えるメンバーが言葉で語った。(「推し面」取材班)

 歌って踊れるアイドルに憧れた。もともとダンスが好き。通っていたスクールに貼られていた、メンバー募集のポスターを見かけたのがきっかけでこの世界に飛び込んだ。

 大切にしている言葉がある。「優れるな異なれ」。誰の言葉かは覚えていない。でもその響きは、胸の奥に深く刺さった。「誰かが決めたことで一番になるよりも、自分が新しく何かを作りたい。凄く考えさせられた言葉です」。数多いるアイドルの中で、自分だけの輝き方を探し続ける姿勢がそこにはある。

 そんな彩木が“グループ愛”を強く実感した瞬間のは、結成メンバー大葉みらいの声がけだ。デビューして間もない頃のライブ前。大葉から「全部出し切るよ!」と言われたことが忘れられない。このグループが大好き。本能でそう感じた。今もライブのたびに先輩から発せられる「全部出し切るよ!」は彩木の力になっている。

 とはいえ、順風満帆だったわけではない。

「今までやってきた“自分が楽しむダンス”と、“目の前のファンを楽しませるダンス”は全然違った」。魅せることと伝えること。その狭間に悩み、壁にぶつかってきた。

 葛藤と向き合いながら彼女は今日も笑顔でステージに立つ。「ステージを彩って、グループを支える大きな木のような存在になりたい」。そう願って 「彩木」を名乗るようになった。その名前の通り、HelloYouthを静かに、そして確かに彩り続けていく。

スポーツニッポン

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