昭和時代のアイドル“四天王” 同楽屋でも「ひと言もしゃべらない」バチバチだった全盛期振り返る

2025年5月27日(火)14時31分 スポーツニッポン

 歌手の三田明(77)が27日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)に出演。アイドル時代の楽屋事情を明かした。

 三田は16歳でデビュー曲「美しい十代」が大ヒット。橋幸夫舟木一夫西郷輝彦さんとともに昭和アイドル“四天王”と称された。

 当時は同世代の他の歌手と話すことが許さなかったという。「僕らのころはレコード会社が競い合ってて。元気な時代。橋さんは年が離れてたんで一人楽屋に入って、あとの3人が一緒の楽屋に入っても、バラバラに離れて座る。まわりにはレコード会社の人やマネジャーが付いてて、“おはようございます”と言った限りひと言もしゃべらない」と、所属レコード会社同士がバチバチだったことを回想。「同じ青春を歩ませてもらったのにしゃべってないのは、ここ(胸)に残ってた」と本人たちには心残りだったようだ。

 舟木らと初めて会話したのは60代になってからだったという。

2014年に舟木、西郷さんとの“BIG3”で公演を行い、「徹子の部屋」にも3人で出演。「それまでは会っても“元気?”ぐらいで。BIG3から話せるようになった。楽屋で舟木さんが“なあ、アキちゃん、あのころしゃべってなかったよね”とかって1時間ぐらいしゃべって」と、それまでの空白を埋めるように語り合った。

 西郷さんとはツアー中に朝まで飲んだことも。「舟木さんは食事は行くけど飲めない。輝さんは好きなんですよ。僕とあっちこち名店を飲み歩いて、ギリギリまで飲んでました」と懐かしんだ。

 西郷さんは22年に死去。「亡くなったってこと自体がちょっと、考えられない。まだまだこれから“アキちゃん行こうか?”なんて電話がかかってきて、あちこち行きたかったなあ…と」と惜しんだ。

スポーツニッポン

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