「HelloYouthとは性格が一番真逆」──宇咲妃奈乃が秘める悔しさと芯の強さ
2025年5月26日(月)15時0分 スポーツニッポン
福岡を拠点に活動するアイドルグループ「HelloYouth」(ハローユース)の新アルバム「僕らは全力で青春やってんだ!」が5月21日にリリースされたことを受け、3期生の宇咲(うさき)妃奈乃がメールインタビューに応じた。キュートなルックスと落ち着いた芯の強さ──そのギャップの中で築いてきたアイドルとしての“自分らしさ”。彼女が語ったのは、夢の原点と、その裏で重ねてきた努力の日々だった。(「推し面」取材班)
「ひなののダンスは人を元気に、笑顔にするね」。小さな頃、このひと言がきっかけでアイドルを志すようになった。ステージネームの宇咲(うさき)は「ぴょんぴょんしてて、うさぎみたい」と言われたことから。ロングのツインテールも印象にぴたりと重なる。
全力で楽しみ、全力でふざけるのがHelloYouthのカラー。グループのカラーと自身の性格とのギャップに思い悩むことはある。「たぶん一番性格が真逆。大きな声が出せなかったり、かっこいい表情ができなかったり…。デビューしたときから今もずっと怒られています。ずっと苦手意識があって悔しいです」。それでも、投げ出さずに努力して歌割りをもらえた時が自信につながっている。だからこそ「継続は力なり」「努力は必ず報われる」という言葉を信じて活動に励む日々だ。
そんな努力は、メンバーやファンにもしっかりと届いている。「ネット配信が得意なので、配信系の活動では“ひなのがいてくれてよかった”って言ってもらえた時は、本当にうれしくて、HelloYouthのメンバーでよかったと思いました」
ステージでは躍動し、心はぶれない。自分のスタイルで誰かの笑顔のきっかけに。それが宇咲妃奈乃の、今のアイドルとしての答えだ。