小泉進次郎農水相 備蓄米販売申し込み初日で早くも約1割、2.8万トン「想定以上の動き」「ありがたい」
2025年5月26日(月)22時24分 スポーツニッポン
自民党の小泉進次郎農水相(44)が26日、テレビ東京系「WBS」(月〜木曜後10・00、土曜後11・00)に生出演し、この日から申し込み受け付けを開始した政府備蓄米の申し込み状況について伝えた。
随意契約による価格は、玄米60キロで1万700円で、年間1万トン以上の取り扱いがある大手小売業者が対象。8月までに消費者に提供される分については先着順での申し込みで、5キロ当たり2000円で6月上旬にも店頭に並ぶことを見込んでいる。
政府はこの日、業者に対し説明会を実施。「驚くことに1万トン以上が条件なんですけど、結果として、50社を上回る300社以上が参加いただいた」と、関心の高さに感謝した。「結論から申し上げると、お申し込みいただいたのは6社、量としては2万8000トン」と具体的数字も報告。今後も「需要あれば無制限に、全部出してもいいと思っています」と意欲を示した。
放出予定の30万トンの約1割が初日に申し込まれ、「これは想定以上の動きです」と驚きを口に。「こういったことも、マーケットに前向きに受け取っていただいて、備蓄米を随意契約で2000円で店頭に並ぶように流していく。この動きに、小売り店の皆さんが動いていただいている。この動きが予想以上に高まっていると受け止めています。ありがたいです」とも述べた。