いとうあさこ「自己責任っていうのは大きい」仕事選びの信念「嘘をつく感じのことになることは...」

2025年5月26日(月)14時43分 スポーツニッポン

 お笑いタレント・いとうあさこ(54)が25日に放送されたTBS系「日曜日の初耳学」(後10・00)に出演。仕事を選ぶ上でのこだわりについて語った。

 父と兄が東京大学出身のエリート一家で、自身も小学校から高校まで“御三家”の雙葉学園出身。難関大学に進学することは普通の環境だったが、19歳の時に家出。まず舞台女優を目指すも全く芽が出ず、27歳で芸人に転身。38歳でようやく浅倉南ネタでブレイクした。

 林修氏が「割合早めにレオタードやめられましたよね?」と指摘を受けると、いとうは「やめたと言うか、正直、“浅倉南40歳”とか言ってましたけど、南ちゃんのものまねでもないし、40歳でもない。トーク番組出た時に、1回もそれをせず、その格好でしゃべるってなんだろうと思っただけなんですけど。なんか自分の話をしてもちょっとよく分からないかなっていう意味で“私服で出させてもらえませんか?”みたいな。でも、“別にいいですけど、ちゃんと面白くしてくれんですよね”みたいなこと言う方ももちろん(いた)。そりゃだって、くそ生意気じゃないですか。そんな出たての女が。その中で一生懸命やってつながって今に至るっていう感じ」と話した。

 さらに、林氏は「オファーがある時に“これはできません”“これはやります”ってはっきりおっしゃる方なんですか?」と質問。いとうは「“できません”“やります”は(基準は)大きくはないですけど、嘘をつくような感じのことになることは嫌だったかもしれないです。本当に昔ですよ、40代の頃とかはイケメンさんと仕事するってなると、キャーキャーみたいな空気あるじゃないですか。で、こっちも40歳過ぎてるから“いやいや”と。19歳、20歳の人おお母さんみたいな気持ちで見守ってるときに、キャーができないんで、“お母さんでもいいですか?”と言うのは申し上げます。そうすると結果それがいいんですよね。“ちゃんとご飯食べてる?”とか言ったほうが安心というか、こっちも自然に言葉も出ますし」とした。

 また「例えば自分が思ったことを言って、何か叩かれたとするじゃないですか。でも“私が思ったことだから別にいいでしょ”って思えるけど、もしそれが嘘だったら、“あの人にこう言わされて叩かれるのは違わない?”って思うのも嫌じゃないですか。基本はそういう責任を取るためにも個人事業主だと思っているので、やっぱ自分で自分の責任を持つというか。スタッフさんが“私が責任取るんでお願いします”みたいな(話をする)。“取れないよ。責任取れないよ”って思うんです。だから社会的な責任、裏の責任は取れるかもしれないけど、世間で見えているのはここ(自分)。だから責任取るのはここじゃないですか。って思うと、やっぱり自己責任っていうのは大きいんじゃないかなって(思う)」と話した。

スポーツニッポン

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