次回『べらぼう』あらすじ。歌麿と手掛けた錦絵が鳴かず飛ばずの中、鶴屋の青本がヒットしていることを知った蔦重は力の差を感じ…一方、変装した意知がなぜかあの会に…<ネタバレあり>
2025年5月27日(火)12時11分 婦人公論.jp
(『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』/(c)NHK)
現在放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(NHK総合、日曜午後8時ほか)。
その次回放送分となる、第21回「蝦夷桜上野屁音(えぞさくらうえのへおと)」のあらすじが公式サイトにて公開されました。
*以下第21回「蝦夷桜上野屁音(えぞさくらうえのへおと)」のネタバレを含みます。
大河ドラマ第64作となる『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公。
蔦重を演じるのは、NHKドラマ初出演となる横浜流星さん。脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などを手掛けた森下佳子さん。
さらに語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかさんが担当する。
<第21回のあらすじ>
歌麿(染谷将太さん)と手掛けた錦絵が売れない。
さらに鶴屋(風間俊介さん)のところで政演(古川雄大さん)が書いた青本が売れていることを知り、蔦重は老舗の本屋との力の差を感じる。
そんな中、土山(栁俊太郎さん)の花見の会に狂歌仲間を連れて現れた南畝(桐谷健太さん)。蔦重はその中に変装した意知(宮沢氷魚さん)らしき男を見かける。
一方、意次(渡辺謙さん)は家治(眞島秀和さん)に、幕府のため、蝦夷地の上知を考えていることを伝えて——。
関連記事(外部サイト)
- 本郷和人『べらぼう』一日に五人の相手をさせられた瀬川。実際に<吉原の営業>がどうなっていたかというと…落語「五人廻し」から高級遊女のルーティンを考える
- 本郷和人『べらぼう』家治へ涙ながらに忠誠を誓った田沼意次。そもそも佐野家の足軽だった田沼家が老中になれたのは「暴れん坊将軍」ことあの人の<大出世>あってのもので…
- 本郷和人『べらぼう』平均寿命「22.7歳」。生理が来ればすぐに客を取らされ、吉原から出られないまま人生を終えて…<生れては苦界 死しては浄閑寺>女郎の一生から見た「吉原の闇」
- 『べらぼう』流れてきたうめき声。その先に客の相手をするヒロインが…歴代大河屈指の<胸クソ展開>を視聴者絶賛そのワケは「吉原の本質」「子供に見せられないとかそんな話でなく」「実らない恋の描き方が上手い」
- 本郷和人『べらぼう』にて財政改革を推し進める<田沼施政>。21世紀の今もその評価が定まらない意外な理由とは…