テレ朝定例会見 西新氏が内定の新社長人事について具体的な名前触れずも「ガバナンスの強化が狙い」
2025年5月27日(火)14時24分 スポーツニッポン
テレビ朝日は27日、東京・六本木の同局で定例会見を行い、6月27日をもって西新常務が代表取締役社長に就任することが内定しているテレビ朝日ホールディングス及びテレビ朝日の役員人事について言及した。
篠塚浩社長は会見で具体的な名前には触れなかったが、篠塚氏が取締役副会長を務めることや、役員の女性比率が高まった今回の役員人事について問われると「株主総会を控えているので詳細は遠慮させていただく。テレビ朝日のコンテンツを中心としたさらなる成長や、全体のコンプライアンスをはじめとしたガバナンスの強化が狙い」と説明した。
西氏は1997年にテレビ朝日に入社。総合編成局長、取締役総合編成局長などを経て、2022年に取締役・常務取締役コンテンツ編成局長に就任。2023年から常務取締役を務めている。
同局は、異動の理由として「経営体制の一層の強化・充実により、持続可能な成長と企業価値の向上に向けた取り組みをさらに進めていくため」とした。
テレビ朝日に関しては、代表取締役社長の篠塚氏は取締役副会長を務める。テレビ朝日ホールディングスに関しては、西氏は取締役副社長を務める。