昭和のいるさん通夜しめやかに 林家たい平ら参列「もうあの芸が見られないのは寂しい」
2025年5月27日(火)18時53分 スポーツニッポン
24日に肺炎のため死去した漫才コンビ「昭和のいる・こいる」の昭和のいる(享年88)さんの通夜が27日、都内で営まれた。親族や漫才関係者ら約90人が参列した。祭壇は白を基調とした花で彩られ、中心には優しくほほ笑むのいるさんの遺影が飾られた。
通夜には落語家の林家たい平(60)も参列。報道陣の取材に応じ「師匠と一緒の時期に芸人をさせていただいたことをうれしく楽しく思い出します」としのんだ。
たい平が前座の時代から第一線で活躍していた「昭和のいる・こいる」。「寄せで1番笑いをとっている漫才の師匠方。憧れでした。もうあの芸が見られないのはすごく寂しいですね」と目を潤ませた。
最後は「後輩としてお客さんを笑わせるということをすごく勉強させていただいた。芸種は漫才と落語ですけど、それを超えて一緒の楽屋にいられたこと、一緒の高座にいられたこと、この時代に一緒にいられたことを誇りに思います。僕もこれから頑張りますので、見ていてください」とメッセージを送った。