大谷翔平、打撃好調の秘訣 川崎宗則&糸井嘉男“同級生コンビ”が解説「ボールを乗せる長さが尋常じゃなく長い」
2025年5月28日(水)10時26分 オリコン
『ABEMAスポーツタイム』より(C)AbemaTV,Inc.
同番組は、“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組。2025シーズンも「ABEMA」にて公式戦生中継しているメジャーリーグベースボール(MLB)や海外サッカーを中心に、注目スポーツの最新情報を生放送で届けている。
今回では、野球のメインコメンテーターとして元メジャーリーグ選手の川崎宗則(※崎=たつざき)、サッカーのメインコメンテーターとしてサッカー元日本代表の槙野智章、コメンテーターとして元プロ野球選手の糸井嘉男が生出演した。
同級生コンビの2人が登場したMLBコーナーでは、5月に入り打撃絶好調なドジャースの大谷翔平のスイングスピードに着目。今季の平均が約123キロに対し、5月20日のダイヤモンドバックス戦で放った17号ホームランとなる逆方向への大きな当たりは約119キロと「平均より遅い速度でも逆方向へ打てた理由」について、川崎と糸井が解説した。
外角の球を運んだ17号ホームランの映像を振り返ると、川崎は「スピードを落としたとしても、ボールに伝わる圧が落ちていない証拠。大谷選手は今季からバットを長くしたので、遠心力がかかる。なので、外の球も飛距離が落ちないような圧がかかっている」と説明。
糸井も「コースがめちゃくちゃ難しい。ほぼボールゾーンなんです。僕だったら、振れない」と大絶賛した上で、「スイングスピードが遅くても、バットがボールに当たっている時間が長いから圧が強いんです。僕も球を押し込む練習をしたけど、大谷くんはボールを乗せる長さが尋常じゃなく長い」と力説した。
強打者として活躍した糸井は「僕は現役時代にスイングスピードを求めていたけど、今の主流はヘッドを速くかえすのではなく、スイングプレーンが大事になっている」とトレンドの変化について明かした。