「緊張走るわ」対局前に珍事発生!?藤井聡太名人、『あれれ?』→即座にリカバリー 視聴者も興味津々「そんなことあるんだ」「初めて見た~」
2025年5月29日(木)13時55分 ABEMA TIMES

将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負第5局が5月29日、茨城県古河市の「ホテル山水」で行われている。対局前には、駒を並べ終えた後の駒箱が定位置に仕舞えないハプニングが発生。藤井名人の『あれれ?』顔に、視聴者からは「初めて見た〜」「緊張走るわ」と多数のコメントが寄せられた。
藤井名人の3勝、永瀬九段の1勝で迎えた第5局。本局はシリーズの決着局になる可能性もあるため、対局室には朝から張り詰めたような緊張感が漂っていた。後がない永瀬九段は、いつもより早めの対局開始約20分前に入室。藤井名人は通常通りの約10分前に姿を現し、静かに盤の前に着座した。
両者息を合わせて一礼ののち、藤井名人が駒箱を開け、駒を盤上へ。互いに一枚一枚と、大橋流で駒を並べていった。
駒を並べ終えたところで、まさかの珍事が発生。駒袋を駒箱に入れた後、定位置である盤の下へ滑り込ませるのが通例となっているものの、本局では駒箱が盤下のスペースよりも高い重厚なものだったため、盤の側面に“コツン”。藤井名人も『あれれ?』と一瞬盤の下をのぞき込むこととなった。
滅多に見られない珍シーンに、ファンも興味津々。「入らない!?」「コツンってなった」「そんなことあるんだ」「初めて見た〜」「下に、あれ?」「緊張走るわ」と多くのコメントが寄せられていた。
しかし、百戦錬磨の若き絶対王者は動じない。盤側に座っていた日本将棋連盟理事の森下卓九段(58)に駒箱を託すリカバリーを見せ、すぐに集中モードに入っていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)