橋幸夫 認知症公表の裏で続く介護士長女との絶縁8年…尾を引く離婚招いた“浮気癖”

2025年5月29日(木)11時0分 女性自身

「は〜い!こんにちは!私の名前知っています?橋幸夫です」


5月21日、神奈川県で行われた『夢グループ 20周年コンサート』で、観客に向けてこう挨拶したのは、歌手の橋幸夫(82)。


この日の前日、橋が所属する夢グループの石田重廣社長が会見を開き、橋が“中程度のアルツハイマ—型認知症”であることを公表していた。


「一度歌手活動を引退していた橋さんは、24年4月に歌手活動を再開。しかし、そのわずか一年後での認知症の公表となりました。


橋さんは、引退発表前の’20年頃から日付が分からなくなるなどの症状が見られ、’22年12月の検査で軽度のアルツハイマー型認知症と診断されていたといいます。


さらに’23年11月には脳梗塞を併発しており、’24年12月の検査では認知症も中程度と診断され、症状も悪化の傾向を見せていたそうです。


認知症公表前に行われたコンサートでは、持ち歌の伴奏が流れても歌詞が思い出せないという状態でした」(レコード会社関係者)


パークサイド脳神経外科クリニックの近藤新院長は、


「アルツハイマー型認知症には、遺伝と関係がない孤発型と遺伝が関係する家族型があります。家族型は比較的若い時に発症するケースが多く、橋さんの70代後半という発症年齢を考えると遺伝的要因ではないと思われます」


と話す。


■育児と介護を前妻にまかせっきりに


だが、橋の亡き実母サクさんも、アルツハイマー型と脳血管性が併発した認知症を患っていたのだ。


橋は、実母の介護記録『お母さんは宇宙人』を’89年に出版し、ベストセラーになったことでも知られる。


「この本で橋さんは、これまで自分の一番のファンだったサクさんが認知症に冒され、彼女の妄想や徘徊に家族が翻弄される様を描いています。


また橋さんの長女Nさん(52)は、祖母の介護に奔走する両親の姿を見て育ったことがきっかけで、介護士を志すようになったとのです」(橋の知人)


本誌は’98年、都内の老人ホームで介護士として働く当時25歳のNさんを取材している。


Nさんが介護士を志すようになったのは、高校一年生のとき。彼女は、当時サクさんが入居していた介護施設を見た帰り、車の中で両親に向かってこう話したという。


《私、あの施設で働く人たちの姿を見て、感動しちゃった。だって、ほんとうに輝いているんだもん。私も、あんなふうにお年寄りのお世話をする仕事につきたいの》


この言葉に橋はひどく感動したようで、当時の取材に”あの言葉が、私にとっても妻にとっても、最高に嬉しいプレゼントでした”と感慨深い様子で答えていた。


それから長い年月がたち、自ら介護をした母と同じく認知症を患うことになった橋。彼にとって、介護士である長女はとても心強い存在にちがいないが——。


「じつは現在、橋さんは娘さんと絶縁状態にあるそうなのです」


と話すのは、前出の橋の知人だ。


「橋さんは、’17年に47年連れ添った奥さんと離婚し、その直後に18歳年下の女性と再婚しています。


橋さんは以前から女性関係で家庭内トラブルを起こしており、離婚も彼の度重なる浮気が理由の一つだといわれているのです。


奥さんとの共著『別れなかった理由』(’01年)では、橋さんの浮気癖をめぐって、2人が声を荒げて怒鳴りあう様子が赤裸々に綴られています。


橋さんは、サクさんの世話をしていた時でさえ、しばしば別の女性のもとに出掛け、育児や介護を奥さんにまかせっきりにしてしまうことも多かったそうなのです。


そうした経緯を知っているためか、苦労を掛けた糟糠の妻である母と離婚し、すぐに別の女性と再婚した橋さんに対して、Nさんには少なからず腹立たしい気持ちがあるのではないでしょうか。


離婚が成立してからおよそ8年間、橋さんと娘は連絡をとっていないそうです」


橋の前妻に取材すると、次のように答えた。


「橋とは、長年連絡を取っていませんのでお話しできることはありません。娘も橋とは連絡をとっていないと思います。それに娘は最近は、介護のお仕事はしていません」


また夢グループの石田社長に橋の前の家族について聞くと、


「橋さんの前のご家族に関していえば、息子さんは2年前の引退コンサートに来てくれたのですが、前夫人と長女さんとは、私もお会いしたことがありません。橋さんとしても、ご長女とは再会したいと考えているのかもしれませんが、願いは叶っていないようです」


と答えた。また現在の橋夫妻についても質問すると、以下のように応じた。


「橋さんと現在のご夫人は、私から見ても、とても仲の良い夫婦のように見えますね。橋さんのコンサートにはいつもご夫人が同行していますし、ツアーでも移動はいつも一緒にされています。


昨年の夏ごろから橋さんのアルツハイマーが進行し、音程が外れたり、歌詞を忘れることが増えてきました。そんな時でもご夫人は《アナタ、しっかりしなきゃダメでしょ》と懸命に橋さんに声をかけていて、それに橋さんの方も《機材が悪い、俺はちゃんとしているぞ》と、穏やかな雰囲気で会話されていたのが印象的でした」


前出の橋の知人が続ける。


「橋さんは、離婚の際、“僕の財産は全部捧げる”と、都内にある数億円相当の自宅を奥さんに譲渡しています。


それが前のご家族に対する“けじめ”だったのだと思いますが、認知症となったいま、介護士の長女と絶縁状態にあることは、橋さんとしても“痛恨の極み”ではないでしょうか」


いまでも《奥さんを食べさせてやらなきゃいけないんだ》と、現在の妻のために仕事への意欲をみせているという橋。だが長女と再会できる日は、はたして訪れるのだろうか——。

女性自身

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