デーブ大久保、佐々木朗希のケガを予感した“ある変化”「正直思ってた」「でも…」
2025年5月29日(木)17時0分 マイナビニュース
元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏が21日、YouTubeチャンネル『デーブ大久保チャンネル』で公開された動画「【ファンの本音】佐々木投手は1年間ローテーションを守れる投手になれるのか」に出演。ドジャース・佐々木朗希のケガを予感した“ある変化”について語った。
○デーブ大久保氏、佐々木朗希のフォームの変化を語る
14日に「右肩インピンジメント症候群」で負傷者リスト(IL)入りした佐々木。肩関節周辺の骨や軟部組織が衝突・挟み込まれることで、痛みや炎症をきたすのが特徴で、復帰は未定となっている。
そんな佐々木について、デーブ氏は「俺の意見で言うと」と前置きしつつ、「誰もが思ったのは、手が下がりだした」と日本時代からの変化を指摘。自身が出演するCBC/TBS系『ゴゴスマ〜GOGO! Smile!〜』でも佐々木について取り上げたことを示しながら、「『手が下がったから心配ですね』って言って、こうかな(ケガにつながるかもしれない)っていうのも正直思ってた。でも、それ言って心配させて何がいいの? みたいな。結局『ほら言ったでしょ?』ってなるだけじゃん」と振り返る。
そして、「『ケガするっぽいよな』っていうのはメジャーにも失礼だと思って。で、ちょっと控えてたんだけど、後出しじゃんけんみたいになっちゃってるけど、やっぱり手は下がってた」と、各方面に配慮したために言葉にはしていなかったものの、佐々木のフォームに変化が生じていることを気にしていたと明かした。
○佐々木朗希のフォームに変化が生じた理由を分析
また、フォームに変化が生じた理由について、「なぜかって言うと、ボールがやっぱりしっくり来てないから。あんだけ抜けちゃったり、引っかかっちゃったりを繰り返す」「あそこまで日本でなってないじゃない? ボールの差はデカい」と分析。
さらに、「色んなのを聞いたり調べたりするんだけど、簡単に言えば、日本の革よりもアメリカのほうがパンパンに貼るらしいんだよね」「俺もアメリカ行って野球はやってたけど、確かにパンパンな感じはしてたの」と続け、「ピッチャーみんな困ってた。『抜ける、抜ける』って」と、自身の現役時代から、日本の投手たちがMLBのボールに苦しんでいたという事例も紹介していた。
【編集部MEMO】
『デーブ大久保チャンネル』は、西武の一軍打撃コーチ、楽天の監督、巨人の一軍打撃チーフコーチなどを務めた、元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏によるYouTubeチャンネル。清原和博氏や愛甲猛氏、広澤克実氏、槙原寛己氏をはじめとするレジェンド選手をゲストに迎えた動画が人気を博しているほか、野球界のニュースや自身の近況についてもトーク。巨人のコーチを退任する際には、原辰徳前監督からの招聘秘話、コーチ就任時の率直な心境を涙ながらに語った動画が注目を集めた(※動画「【報告】巨人軍を退団して、居酒屋の親父に戻ります。」にて)。