がん公表「GTO」出演女優 第5クール抗がん剤投与での副作用の現状「あまりの身体の激痛にびっくり」

2025年5月29日(木)8時41分 スポーツニッポン

 骨盤リンパ節への転移が見つかり、ステージ3のがんを公表している女優の希良梨(きらり、44)が28日、自身のインスタグラムを更新。第5クールの抗がん剤治療をスタートし、副作用が出ている現状をつづった。

 27日に入院し、この日、「今日は、抗がん剤投与の日です 点滴はもう既に始まってますよ」と抗がん剤投与が始まっていることを報告していた希良梨。その後、「抗がん剤投与してから、しばらくは、大切な来客があったため 集中していたのですが 今、一気に、抗がん剤の副作用の、酷い熱さ怠さ、全身の痛み、筋肉痛、胸が押される感覚、息するのが苦しい。頭から足のつま先までの痺れ。呼吸が段々荒くなる 苦しい辛い」とさまざまな副作用に見舞われていることを明かした。

 「本当は抗がん剤なんてやるなら死んだ方がマシだと思っていましたが、今は、信頼できる担当医方がいてくれて、なんでも相談出来ているので安心しています」と心は安定しているようで、「その信頼している担当医方がいてくれなかったら、私は今こうやって抗がん剤治療を受けてはいませんでした 何かに導かれたような大きな出逢いでした 心より感謝致します」とつづった。

 「今は、とにかく、入院中に、抗がん剤の投与された副作用が初めて出てきて、かなり身体中が怠くて痛くて重いです。薬を飲まないとやってられません。普通、この症状は退院後に出る地獄の副作用の1週間の始まりの」「5回目の、副作用は、ちょっと早く重く出てきてしまっていますね…」とした。

 「この先どうなるかなんて 誰にもわからないけれど、まだ今回1個目の抗がん剤で、この症状ですので覚悟はもう出来ていますが、あまりの身体の激痛に、びっくりしました」とも。「今回の副作用 怖すぎる 絶対乗り越えたいですね」と記した。

 希良梨は、1998年に「GTO」に出演。中心生徒を演じ、ショートカットが似合う端正なビジュアルで一躍脚光を浴びていた。しかし、人気絶頂時の2000年に子宮頸(けい)がんに罹患したことをきっかけに活動休止。2004年からは活動の拠点を台湾に移した。その後台湾人男性と国際結婚し、09年に男児を出産。15年に芸能活動再開を正式に発表したが、メキシコで生活。23年に離婚していたことを昨年公表。現在は帰国している。

 昨年9月に自身のSNSでがんに罹患したことを公表し、同12月に手術を受けたが、今年に入って骨盤リンパ節への転移が分かり、ステージ3と診断された。現在、抗がん剤は第4クールまで終えており、4月24日の投稿で、CT検査の結果、医師から「転移も再発もない」と診断を受けたことを報告。その後、抗がん剤治療を「辞めようかと悩んでいます」と告白するも、悩んだ末に「引き続き受ける」ことを明かしていた。

スポーツニッポン

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