二宮和也、6年ぶりの「ブラックペアン」で幸せをかみしめる「すごく今恵まれた現場にいる」
2024年7月2日(火)16時50分 シネマカフェ
ジウさんは13年ぶりの日本ドラマ出演となったが、「実は最初すごく緊張していたんです。皆さんが楽しくしてくださって、ほぐれた気がします」と変わらぬチャーミングなスマイルを見せた。
二宮さんは「ありがたいっす!」と言い、ジウさんの印象については「単純に、かわいいなって」と一言。ジウさんが照れて二宮さんの肩をポンポンとすると、「やだ!」とうれしそうに笑顔を向けた二宮さんは、「柔和なオフのとき、お芝居のときの強くなる芯が生まれる瞬間が如実に感じられて、いいなって思います。すごく今恵まれた現場にいるんだなって」とかみしめていた。
「ブラックペアン シーズン2」は2018年4月期に放送された「ブラックペアン」の6年ぶりの続編で、シーズン1から6年後が舞台となる。東城大学医学部付属病院の病院長となった佐伯清剛(内野聖陽)は、心臓外科に特化した新病院の開業計画を進めていた。佐伯は心臓血管外科医の世良雅志(竹内さん)と、世界的天才外科医・天城雪彦(二宮さん)を探す。ようやく会えた彼は、6年前に東城大を去った渡海征司郎と瓜二つの男だが、天城は医療界ではディアブル(悪魔)と呼ばれ、人も金をももてあそぶ外科医だった。
二宮さんはシーズン1で演じた渡海征司郎とは異なる主人公・天城を演じている。「僕だけが変わっているところが今回は一つの要なんです。天城先生が自由奔放に、天真爛漫に思った通りに動くのが大事だなと思っていたので、そうやらせてもらいました」と撮影をふり返った二宮さん。それでも共演陣からは、たまに渡海がよぎる瞬間があるという声が上がった。
小泉孝太郎は、「まったく別人ですけど天城先生を眺めていると渡海と重なるわけです。ぞくぞくもするし、渡海は冷たいけど天城はチャーミングな風が吹いている。そこを感じられるシーンは、快感です。天城と対峙するけど、どこか渡海が出てくるときありませんか?」と振ると、竹内さんも「ありますね」とうなずく。
二宮さん自身も「…あります」とニヤリとした。内野さんは、「でも確実にやわらかく優しい感じなので、違う。今回はやさしい悪魔」と、二宮さんのなりきりぶりで盛り上がっていた。
そのほか、舞台挨拶には葵わかな、キム・ムジュンが登壇した。
TBS系日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」は7月7日(日)21時より放送スタート、初回25分拡大。