大泉洋演じる主人公一家の歴史感じる『月の満ち欠け』場面写真
2022年9月10日(土)12時0分 シネマカフェ
場面写真は、娘の瑠璃が生まれ、大泉さん演じる主人公・堅が誕生したての我が子を大事そうに抱きかかえる特別な瞬間、小山内夫妻がまだ幼い瑠璃(阿部久令亜)を連れ、海辺へキャンプに出かけた際、空を見上げ、月を見るシーン。家族の仲の良さと18歳になった瑠璃(菊池日菜子)の成長が感じられる一家団欒シーン。一人哀愁を漂わせ佇み、寂しげな表情を浮かべる堅が写し出されており、一家の歴史を感じ、壮大な物語への期待が高まる。
また、月を見るシーンでは、笑みがこぼれる両親に対し、“満ちては欠ける”月を瑠璃が不思議そうに眺める表情が印象的。
本作で大泉さんは、堅の実に27年に及ぶ期間を演じきった。時代ごとの演じ分けにも苦労したと思料する、大泉さんの熱演に注目だ。
『月の満ち欠け』は12月2日(金)より全国にて公開。