『シャイニング』『アス』などを参考に新たな世界観を構築『ファイブ・デビルズ』場面写真

2022年10月12日(水)14時0分 シネマカフェ

『ファイブ・デビルズ』©2021 F Comme Film - Trois Brigands Productions - Le Pacte - Wild Bunch International -Auvergne-Rhône- Alpes Cinéma - Division

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『パリ13区』脚本の新鋭レア・ミシウス監督最新作『ファイブ・デビルズ』より新場面写真6点が解禁された。




第75回カンヌ国際映画祭クィア・パルム選出の本作。嗅覚に不思議な力をもつ少女が、自分が生まれる前の母と叔母の封じられた記憶にタイムリープしていく物語。『アデル、ブルーは熱い色』で世界を魅了したアデル・エグザルコプロスが主演を務め、香りの能力を持つ少女・ヴィッキーを新人のサリー・ドラメが演じる。

そのほか、アコースティック・バンドのシンガーとして活躍するスワラ・エマティ、セネガル出身でミュージシャンとして活躍するムスタファ・ムベング、ポール・バーホーベン監督『ベネデッタ』出演で注目されるダフネ・パタキア、監督・主演作『つめたく冷えた月』で知られるパトリック・ブシテーら、キャリアの異なる個性豊かなキャストが出演している。

この度解禁されたのは、“ファイブ・デビルズ”の住人たちを写し出した場面写真6点。アデル演じる母・ジョアンヌが“何か”から逃げている場面、ヴィッキーと父・ジミー(ムスタファ・ムベング)が呆然と立ち尽くす様子、ジョアンヌと叔母ジュリア(スワラ・エマティ)が見つめ合い歌うシーン、そして顔に傷を負ったジョアンヌの同僚・ナディーヌ(ダフネ・パタキア)の姿などが切り取られている。こだわりの35mmフィルムで撮影された、それらの場面写真からもそこはかとない不穏な空気が漂う。

レア・ミシウス監督は、「ツイン・ピークス」や『シャイニング』、『アス』などを本作の参考にしたといい、それら名作にも通ずるような独特の雰囲気が感じられる。まさに、カンヌを騒然とさせた、これまでに体感したことのないような本作の<新たな世界観>を物語る場面写真となっている。

『ファイブ・デビルズ』は11月18日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。

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