イノシシを風船にする魔法が発動!『シチリアを征服したクマ王国の物語』本編映像&監督描き下ろしドローイング

2021年12月22日(水)19時0分 シネマカフェ

『シチリアを征服したクマ王国の物語』(C)2019 PRIMA LINEA PRODUCTIONS - PATHE FILMS - FRANCE 3 CINEMA - INDIGO FILM

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幻想的で可愛らしい世界観が展開されるフランス・イタリア合作のアニメーション映画『シチリアを征服したクマ王国の物語』より、本編映像と監督ドローイングが解禁された。




今回解禁となる本編映像は、寝込みを襲われる危機一髪のクマ軍団からスタート。人間に捕らえられた息子を探し、仲間達と街を目指すクマ王レオンスだったが、その道中、悪政をしく大公とたびたび衝突。今度は大公のいとこのモルフェット伯爵が所有する、猛烈な数のイノシシ軍団を差し向けてくる。

一緒にいた魔術師は「逃げないと!」「死んでしまう!」と騒ぐが、歴戦の屈強なクマ軍団はどこ吹く風で「ただのイノシシだろ」「死ぬならクマとして死のう!」と全面対決の様相。しかし「私はクマじゃない!」とビビりまくる魔術師は、あと2回しか使えない“魔法”をイノシシの群れに対して使い、目前に迫っていた獰猛なイノシシをぷかぷか浮かぶ風船に変身させる。

その様子を見たクマたちは魔術師を仲間と認め、「クマの友達よ!万歳!」と魔術師を胴上げし、歓喜のダンス。見どころはなんといっても、突撃から一転ふわふわと空に舞い上がる風船イノシシたちの動きや、それぞれに愛らしく揺れる“クマダンス”だろう。音楽と相まって、記号化されたビジュアルのなかに愛敬が生まれ、まさにアニメーションならではの楽しさが目一杯に詰まったシーンになっている。

また現在フランスに住むロレンツォ・マトッティ監督からは、日本公開を記念した描き下ろし新作ドローイングの“HAPPY HOLIDAYプレゼント”も到着。監督は「日本での公開を心待ちにしていました!日本の観客はアニメーションカルチャーにも深い見識を持っているので、見ていただけるのをとても楽しみにしています。このコロナ禍でなければ日本に行きたかったんだけどね」と語っている。

『シチリアを征服したクマ王国の物語』は2022年1月14日(金)新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。

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