【巨人】田中将大「9連戦中でこういう投球しかできず悔しい」3回3失点降板で2軍再調整
2025年5月2日(金)0時20分 スポーツ報知
先発した田中将大(カメラ・小林 泰斗)
◆JERA セ・リーグ 巨人4×—3広島=延長12回=(1日・東京ドーム)
巨人の阿部慎之助監督が1日、先発した田中将大投手の2軍調整を明言した。
田中将は4月17日のDeNA戦(東京D)以来2週間ぶりの1軍登板。今季2勝目、日米通算199勝目をかけて先発したが、初回2死から5連打を浴びて3点を奪われるなど3回8安打3失点、69球で降板した。阿部監督は次回登板については「次はちょっと、いつっていうのは言えないんですけど、残念な結果になってしまったのでね」とコメント。2軍調整の可能性を聞かれると「そうなると思います」と語った。
2戦続けて早期の降板となった田中将は「もちろんチームが勝ったことは良かったです。ただ、自分が先発として…。この9連戦中でこういう投球しかできなくて、もう悔しい。そこに尽きます」と振り絞った。
2、3回は踏ん張って無失点。3回に代打を送られ、移籍後2勝目はならなかった。春季キャンプでフォームの改造、前回登板後からは制球力をさらに意識した練習に取り組んできた右腕。「もう今、結果が出ていないので」と言葉を詰まらせながら「いろいろなことに取り組み始めて、そんなに時間もたっていない。うまくいっていないから『じゃあもっとこうしよう』『ああしよう』って、もちろんそれも大切ですけど、今取り組んでやってきていることをもう少し長い目で見て、それを軸にして、違うところをやっていきながら。自分が良くなるために必要なことはまた絶対転がっていると思うので、いろいろなところにアンテナを張りながらやりたいと思います」とファームでの出直しに向けて思いを口にした。