基地局は全面開通、仮設住宅2198軒が完成―チベット・ティンリ地震
2025年1月14日(火)16時50分 Record China
チベット自治区シガツェ市ティンリ県で7日に発生したM6.8の地震被害に対応するためにシガツェ市内に設置された「1・07」抗震救災指揮部は13日、現地の道路、水、電気、通信網の状況を発表しました。
チベット自治区シガツェ市ティンリ県で7日に発生したマグニチュード6.8の地震被害に対応するためにシガツェ市内に設置された「1・07」抗震救災指揮部は13日、現地の道路、水、電気、通信網の状況を発表しました。地震被災地では12日午後6時までに、計2198棟のプレハブ住宅が設営され、被災者の入居が秩序正しく進められているとのことです。
被災地の住民の水需要は施設の応急修理、さらに集中給水所や応急給水装置の設置などを通じて、基本的に満たされました。また、被災県の基地局はすべて復旧しました。仮設住宅に対しては累計36の新設及び拡張基地局が完成し、通信網の保障率は100%になりました。
現地には十数種類の物資が到着しました。内訳は毛布類16万6200点、暖炉暖房器具類4万737台、衣料類11万8000セット(点)、燃料類569トン、照明器具類3万2363点、ツァンパ(チベット族の伝統的主食、日本のはったい粉とほぼ同じ)、米、小麦粉、油といった主食類5万531.545キロ、肉類139.39トン、野菜果実類486.81トン、その他食品類22万4808.3キロ、飲料類8万5247箱(点)、家畜飼料用の草15.2トン、その他の生活必需品4万1275点などです。
チベット自治区のティンリ県で7日に発生した地震では、これまでに126人が死亡しました。また、家屋2万7248棟が損傷し、うち3612棟は倒壊しました。現在までに被災者4万7500人余りが適切に避難場所に移り、復旧と救援の力強い活動が秩序よく、かつ有効に展開されています。(提供/CRI)