中国の女性ピアノ教師が米国人夫に射殺される―中国メディア

2025年3月14日(金)23時0分 Record China

14日、封面新聞は中国の女性ピアノ教師が米国で夫に射殺された事件について報じた。

2025年3月14日、中国メディアの封面新聞は中国の女性ピアノ教師が米国で夫に射殺された事件について報じた。



記事は米フロリダ州ゲインズビルの警察が12日に発表した内容として、8日午前に中国籍の劉溦潞(リウ・ウェイルー)さんと夫のジョナサン・リベラ容疑者が激しい口論をし、リベラ容疑者が劉さんの頭に銃を向けて発砲したと紹介。口論中に駆けつけた警察のSWAT(特殊部隊)チームが銃声の後に現場に突入したところ、劉さんとリベラ容疑者が死亡しているのが見つかり、リベラ容疑者が劉さんを銃殺した後に自殺を図ったとみられることを伝えた。



劉さんは幼い頃からピアノを学び、米国で音楽の修士号を取得後、ピアノ教師を務めていた。隣人は子供たちが2人の家でレッスンを受けているのをよく目にしていたという。一方、リベラ容疑者は米軍退役後に不動産業者となったが、営業免許が取り消されていた。



また、隣人によると、劉さんがリベラ容疑者から平手打ちされるなどのDVを日常的に受けていたようで、警察の記録には24年12月にリベラ容疑者がDVの疑いで逮捕されたものの、劉さんが起訴を望まなかったことで釈放されていたという。事件直前に夫婦を見かけた近隣住民は「2人は普段と変わらない様子だった」と振り返った。



記事は、この事件について警察当局がすでに中国領事館に通報済みであるとともに、なおも捜査を続けていると伝えた。



この事件について、中国のネットユーザーは「こんなに優秀な女性は、わざわざ米国に行かなくでも中国で十分やっていけただろうに。異なる文化を持つ人同士が一緒になるのは難しい。同じ国同士の夫婦でさえトラブルが起こるのに」「昨年末に逮捕された時点で毅然とした態度を取っていれば、命を落とさずに済んだだろうに」「口論の際には絶対に相手を傷つけるものを持ってはいけない。そして、家族に手を出すなどという考えも絶対に持ってはいけない。米国では銃が氾濫しているが、生活の中で悪人に対処する以外の場面で銃を使うようなことは絶対にあってはならない」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻)

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