エキサイティングな人型ロボット格闘技コンテスト開催―中国
2025年5月26日(月)16時50分 Record China
中国でエキサイティングな人型ロボット格闘技コンテストが開催されました。
北京亦荘ロボットハーフマラソンに続いて、人型ロボットコンテストが再び開催されました。CMG(中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ)が主催する『世界ロボット大会シリーズ』のメカ格闘技リング戦は、勝ち点制度を採用し、合計3ラウンドを戦い、1ラウンドは2分間です。頭部、胴体に当てると有効な攻撃とされ、手や腕などの部位への攻撃は有効ならば1点、足などの部位への攻撃は有効ならば3点を獲得できます。ダウンすると1回に5点が減点され、ダウンした後8秒以内に立ち上がれない場合は10点減点され、そのラウンドも終了します。
世界初の人型ロボットを主体とする格闘技コンテストとして、正式に開催される前に、エキシビション・コンテストが開催されました。エキシビション・コンテストでは、照明と音楽による演出の中、人型ロボットはその協同制御と動的応答能力を十分に発揮しました。
終了したばかりのコンテストでは、オペレーターの陸鑫氏が操るロボットが最終的に優勝し、「格闘技のスター」の称号を獲得しました。かつてSF映画に登場した人型ロボットは、ここ数年驚くべきスピードで一般の人々の視野に入り、ロボット産業の発展にも新たな活力を注入しています。
今回のメカ格闘技リング戦で提供された極限のテスト環境は、アルゴリズムの持続的な最適化とアップグレードを促し、ロボットの性能を向上させ、人間の生産活動と生活により良く貢献していきます。(提供/CRI)