日本発「ThinkPad X1 / X13」がついに900g台へ。全コンポーネントで軽量化に挑んだ新モデル

2025年3月19日(水)22時22分 マイナビニュース


レノボ・ジャパンは3月18日、都内で記者向けの製品発表会を開催し、その中で次期ビジネス向けノートPC新製品を発表した。ThinkPadシリーズの中でも日本国内での製品開発が行われている主力製品で、詳細なラインナップは既報(ニュース記事)の通り。
冒頭、同社執行役員で副社長を務める塚本 泰通氏が登壇。新型コロナウイルスの感染拡大を経てハイブリッドワークが定着した後の現代、AI時代においてもThinkPadはサポートしていくと表明。接続性の強化と900g台を実現した軽量設計、さらにユーザー交換にも対応する新しいバッテリーを採用しつつも、代名詞でもある堅牢性を維持したという。
続いて、企画本部 製品企画部 マネージャー 元嶋 亮太氏が登壇。7モデル15プラットフォームを一挙に投入し、用途別に「ハイブリッド・テレワーカー」「ホーム・オフィスワーカー」「インターナルワーカー」の3セグメント全てをカバー。Copilot+ PCの展開を強化していくとともに、KDDIの常時接続サービス「ConnectIN」対応モデルも展開する。
さらに、日本国内の開発拠点である大和研究所から、機構設計の橋倉 誠氏が登壇。今回「ThinkPad X13 Gen 6」「Thinkpad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」の2モデルがついに1kgを切る軽量設計となったことをアピールし、各ユニット担当者が1gずつ持ち寄って軽さを実現しようとした苦労について説明。製品全体に大々的に手が加えられており、中でもヒンジは両サイドに2つあった構成からアンテナを内蔵したワンバーヒンジへと変更。再生素材の活用やバッテリー交換可用性の向上まで実現しつつ、それでいて堅牢性を高めたほか、内部ではCPUクーラーも大型化させつつ軽量化。キーボードのベースプレート素材も変更したが、これまで同等以上に快適な打鍵感を備えたという。

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