2025年のセキュリティ脅威と大阪万博のリスクとは?

2025年4月4日(金)7時0分 マイナビニュース


キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は4月3日、2025年のセキュリティ脅威動向予測と大阪万博の開催に伴うセキュリティ被害に関するラウンドテーブルをメディア向けに開催した。ラウンドテーブルには有識者として、神戸大学 名誉教授の森井昌克氏が出席した。
2025年に予定されているイベントが攻撃対象に
冒頭、キヤノンITソリューションズ サイバーセキュリティラボの池上雅人氏が2025年のセキュリティ脅威動向について、1月に情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威」をもとに説明。
池上氏は「組織向けの脅威として『ランサム攻撃による被害』が1位となっており、10年連続で選出されたとともに5年連続で1位となっている。昨年までは“ランサムウェア”として選出されていたが、今年からランサム攻撃に名称が変わっている。これは、データの暗号化を行わずにデータを窃取する攻撃手法であるノーウェアランサムが今後さらに増加することを表している。警察庁の統計でも2023年から別途、集計するようになっている」と述べた。
また、例年と異なる点として7位に「地政学的リスクに起因するサイバー攻撃」が初めて選出されたほか、8位に「分散型サービス妨害攻撃(DDoS攻撃)」が5年ぶりに選出されたことを挙げており、同氏は「これらの脅威については、2025年に開催されるいくつかのイベントが関連している」と話す。
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