阪神・岩崎が吠えた! 球団単独3位の通算97セーブ目「展開が展開だったので。ベストを出せれば良いと」
2025年4月24日(木)5時15分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神3—2DeNA(2025年4月23日 横浜)
島本だけじゃない。阪神・藤川監督が「心臓」と称するブルペン陣の奮闘が3連勝をもたらした。6回、門別が残した1死一、三塁の大ピンチで登板した桐敷は、牧に同点打を浴びたものの、後続を連続三振に打ち取り、勝ち越しを許さなかった。
7回は及川、8回は石井の防御率0点台コンビが無安打投球。及川は「先頭を四球で出したのは大反省だけど、その後切り替えてゲッツーを取れた。そこは良かった」と安どの表情を浮かべた。1番からの打順を3人で切った石井は「どちらに転ぶかわからない試合なので、テンポ良くというか。3人で抑えられて良かった」と喜びを噛みしめた。
延長10回は岩崎が締めた。2死二塁で、京田を140キロ直球で見逃し三振。珍しく感情を出して吠えた。「展開が展開だったので、絶対に取りたかった。自分のベストを出せれば良いと思った。それで打たれたら仕方ない」。今季8セーブで通算97セーブ。ドリスを抜いて、球団単独3位に躍り出た。(倉世古 洋平)