巨人・阿部監督チクリ「球団記録かなんかしんないけど、皆さんがプレッシャーかけるから」
2025年4月23日(水)22時5分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人2—0中日(2025年4月23日 東京D)
巨人の阿部慎之助監督(46)は中日打線を相手に完封リレーした投手陣の踏ん張りを喜んだ。
巨人は開幕から3戦3勝だった先発右腕・山崎が開幕28イニング連続無失点の球団タイ記録を樹立。100球を超えたことで5回5安打無失点のまま降板した。
0—0のまま8回表を終了。8回裏に大城卓の劇的な決勝2ランが飛び出したが、投手陣は山崎、船迫、中川、大勢、マルティネスの完封リレーで大勢が今季初勝利を手にした。
中日打線に9安打を浴びながらも最後まで無失点。投手陣の粘りについて「そうだね、うん」とした阿部監督は「柳も凄い良かったしね」と5回2安打無失点で降板した相手先発右腕・柳も称えた。
「その後、投げたコウタ(中川)とかもバサマ(船迫)も頑張ったしね。凄い収穫ある試合だったなと思います」
山崎は再三のピンチをしのぐ粘りの投球。4回の1死満塁でも失点は許さなかった。
頼もしい成長を続けているのはもちろんだが、「それもあるし、なんかね、球団記録かなんかしんないけど、皆さんがプレッシャーかけるから、多分慎重になりすぎちゃったんじゃないかなと思って。そういうのはあったかなっていうのは見えましたよね」とも語った阿部監督。
5回での交代理由については「球数ですね」とし、「それもあります」と5回に打順が回ることもあったとした。
また、大城卓が今季ここまで捕手としての出場がないなか「5番・一塁」で2戦連発。「やっぱり岡本が勝負してもらえるんでね。うん、いい効果になってると思います」と4番・岡本、5番・大城卓の相乗効果を喜んでいた。