NTTデータとテプコカスタマーサービス、生成AIを活用した営業生産性向上を実証
2025年5月27日(火)20時54分 マイナビニュース
NTTデータは5月26日、東京電力グループでカーボンニュートラル関連の設備サービスを提供するテプコカスタマーサービス(以下、TCS)と共に、2025年1月から4月までの期間で太陽光発電の設置および販売事業における営業生産性向上を目的としたPoC(Proof of Concept:概念実証)を実施した結果について発表した。
○実証の背景と概要
TCSではカーボンニュートラル社会の実現に向け、省エネルギー機器への更新など顧客ニーズに合わせたサービスを提案を進めている。その中では、フィールドセールスとインサイドセールス業務の効率化が課題だという。今回は太陽光発電設備の設置・販売事業の拡大に向けて、営業領域の課題解決策として3つのAI活用テーマを設定し実現性や期待効果を確認した。
顧客との接点の見直しにあたっては、個々の業務ではなく営業活動領域全体のプロセスを構造化し、設定した課題テーマを施策化して実現性と期待効果の評価を実施。商談化以降フェーズでは営業の既存業務における事務処理負荷の軽減、アプローチフェーズでは見込み顧客(リード)との接点量減少の回避、ターゲット選定フェーズではより収益性が高く営業コストがかからないリードを抽出する施策に取り組んだ。
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