マクラーレン、F1日本GP限定の特別カラーリングを発表。日本人アーティストが“江戸文字”をモチーフに手がける
BATジャパンは、4月5日(金)〜7日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催される2024年F1第4戦日本GPに参戦するマクラーレン・フォーミュラ1チームの2024年型マシン『MCL38』のスペシャルカラーリングを発表した。
BATジャパンの発表によると、今回のカラーリングは、BATの旗艦ベイプブランド『Vuse(ビューズ)』とマクラーレンF1の共同プロジェクト『Driven by Change』の一環で実現したもの。カラーリングを手掛けたのは、日本人アーティストのMILTZ(ミルツ)氏だ。
MILTZ氏は、江戸時代後期(1603年〜1868年)に誕生したと言われる江戸文字を活かして現代アートの創作を行うアーティストだ。MCL38の日本GP限定カラーリングもその江戸文字をモチーフにしたもので、龍が雲を駆け抜けるようなデザインだ。雲はF1マシンの疾走とタイヤとコースの摩擦を表しているという。MCL38の掲載されるドライバーの名前とカーナンバーにも独創的なタッチが加えられており、まさに日本GPのためだけにデザインされたものだ。
今回デザインを行ったMILTZ氏は、BATジャパンのプレスリリースを通じて次のようにコメントした。
「フリーランスのアーティストとして独立した始めの頃は、このような機会を得られるとはまったく想像していませんでした。『Driven by Change』は私のこれまでの経験のなかで最大規模のグローバルプロジェクトです。アーティストとしての力を磨き続けながら、江戸文字など日本の書体文化の豊かな伝統を取り入れつつ、現代的なものへとアレンジしています」
「地方の地元企業とのプロジェクトから、このようなマクラーレン・フォーミュラ1チームとの仕事で、アートを通してたくさんの美しいストーリーを伝えていきたいと考えています」
ランド・ノリスとオスカー・ピアストリを擁するマクラーレンF1は、昨年の日本GPでも2台揃って表彰台を活躍する速さと強さを示した。今年も前戦オーストラリアGPでノリスが表彰台を獲得していることから、いい流れと勢いを保って鈴鹿でのレースを迎えることになるだろう。ドライバーとチームの活躍、そして日本の伝統に敬意を表したカラーリングをまとうMCL38に注目だ。
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